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バンガード・米国増配株式ETF(VIG)とは?
バンガード・米国増配株式ETF(VIG)は、米国株なかで増配が期待できる株式を集めたETFです。
ベンチマークであるNASDAQ USディビデンド・アチーバーズ・セレクト・インデックス指数は、米国株大型株を中心に10年以上連続して増配の実績を持ち、増配の可能性が高い銘柄で構成されています。
- 配当スケジュールは四半期毎
- 分配月は3月、6月、9月、12月
- 経費率は0.08%となっています。

参考リンク→バンガード・米国増配株式ETF(VIG)
バンガード・米国増配株式ETF(VIG)の構成銘柄
まず、VIGの上位構成銘柄をみてみます。企業別構成比率TOP30です。


VIGは180銘柄程度で構成されますが、上位30銘柄で全体の2/3を占めます。有名な銘柄が多いです。
トップのマイクロソフト(MSFT)は5%近い比率を持ちます。

バンガード・米国増配株式ETF(VIG)のセクター別比率
セクターをみてみます。

VIGのセクタートップは消費財です。日常に近い消費者サービスやヘルスケアセクターだと思っていましたが、違いました。


バンガード・米国増配株式ETF(VIG)構成銘柄の配当利回り
続いて、構成銘柄の配当利回りです。

VIGは増配を期待されている銘柄で構成されていますが、ETF自身の分配利回りは2.0%程度と必ずしも配当利回りは高くはありません。高配当株ではなく、増配株であるためです。

ちなみに、VIGは10年後、20年後に増配を続けた結果として高配当ETFになっている・・・ということはありません。あくまで増配株のままなはずです。
それは、将来の増配や成長が株価に加味されるからです。一方で、投資元本分配金利回りの上昇は期待しても良いかもしれません。
バンガード・米国増配株式ETF(VIG)構成銘柄の連続増配年数

M&A等でデーター上の連続増配が途切れている企業があります。ごめんなさい。

バンガード・米国増配株式ETF(VIG)構成銘柄の増配率
増配株を集めたETFということで増配率もグラフにしてみました。

過去3年間の増配率です。

バンガード・米国増配株式ETF(VIG)構成銘柄のPER(割安)
最後に、PERをみます。


ミスターマーケットのノイズでした。