
ペプシコ(PEP)とは?
ペプシコ(PEP)は世界最大級の飲料・菓子メーカー。
日本では飲料メーカーのイメージが強いですが、実はスナック菓子が強くトップメーカーになっています。
炭酸飲料離れが進む中、ペプシコは時間をかけて変化してきました。現在は売上に対する炭酸飲料の割合は25%を下回っています。
飲料でコカコーラ(KO)に勝てないと思ったペプシコはスナック菓子で成長したわけです。
(日本スナック最大手のカルビーの筆頭株主だったりします)


ペプシコ(PEP)の業績と株主還元
では、ざっと業績をみていきましょう。


19年12月期は売上は増加するものの、利益は減少です。前年度に税制効果で大きくなっていた反動です。
PEPはリストラなどでコスト削減をしつつも、2018年にはイスラエルのソーダストーム買収を発表。ソーダストリームはボトルに入れた水道水に二酸化炭素を加えることで炭酸水を作る製品を販売しています。
他にも2019年12月にはポップコーンなどスナック大手のBFTブランズの買収を発表、2020年3月にはエナジードリンクロックスターエナジービバリッジの買収を発表するなど事業拡大・商品構成の見直しも進めています。

コロナで減少した売上も戻したようです。

ぺプシコ(PEP)の株価と保有株推移
まずは、株価と投資金額から。
上が株価(ドル)と投資金額、下が株価(円換算)の為替です。ぼくがPEPに投資した2014年8月からのチャートになります。

ぺプシコ(PEP)配当金
次に配当金をみます。直近の配当金から。
- 1株あたり配当金は1.075ドル
- 配当利回りはおよそ2.78%(株価155.25ドル・税引前)
- PEPの配当月は1月・4月・7月・10月となっています。
- PEPには株主優待はありません。
次は配当受取金額の推移です。
青棒が配当受取金額(ドル)と、赤線が配当受取金(円換算)です。2019年1月に受取配当金額が減少していますが、NISAの非課税期間が終えたためです。

ぺプシコ(PEP)投資損益
株価・配当を確認しました、次は投資損益推移をみていきます。
ドル建の投資損益です。


上のグラフが金額で、下のグラフが%(パーセント)、青が累積配当受取金額、緑が売買損益、ピンクが評価損益、赤線がトータルリターンとなっています。
そして、円換算後の投資損益。
含み益と配当益がゆっくりと増えている様子がわかります。7年間で100%超のリターンは御の字です。いまのところ、PEPへの投資は成功したといっていいと思います。

ミスターマーケットのノイズでした。
参考リンク→「ペプシコ米社(HP)」
はじめましてm(_ _)m
ミスターマーケットさん、いつもブログ見させていただき、参考になります(^^)
1つお聞きしたいのですが、間違ってたらすみません(^_^;)
NISAなんですが、今年から制度の変更で5年過ぎたら、ロールオーバーで、もう5年非課税延長になりませんでしたっけ?
しげぞうさん、コメントありがとうございます。
そうです!2014年購入のペプシコは今年がロールオーバーの年ですね!
今のところは(ブログネタにもなるので)、
ロールオーバーしてみようかなとおもっています。
ただ一応一区切りつき、
ロールオーバーでは非課税枠も消費されるため、
NISAが切れるという表現にしました。
今後ともよろしくお願いします。