どうも、ミスターマーケット(@mrmarket_japan)です。
今回は米マクドナルドから配当金を受け取りましたので紹介します。
配当
まずは配当からみてみましょう。
1株当たり1.01$、50株で50.50ドルでした。
2017/12現在、株価が172.17$ですので、配当利回りは2.22%程度となっています。
つぎはマクドナルドから受け取った配当金の推移です。
以降は税引き後になります。
上が米国ドルで、下が日本円換算です。
配当金は順調に増えています。そして、今回は嬉しいことに増配がありました。投資初期2010年頃は配当1回あたり25$程度の配当金でしたが、現在は36$を超えておよそ1.5倍になっています!
そして、円換算だと2010年頃は配当1回あたり2000円程度でしたが、現在は4000円と倍になっています。3ヶ月で4000円。非常に嬉しい結果になっています。
収益推移
次は収益推移をみてみましょう。
上のグラフが金額で、下のグラフが%(パーセント)で米国ドル建ての収益の推移を表しています。青色が配当受取累計、水色が実現損益、黄色が評価損益、赤色が最終損益となっています。
*収益推移グラフはバージョンupしました。先日の記事でグラフの作り方を記事にしたときに、前バージョンの問題点をいくつか改善しました。
ミスターマーケットがマクドナルドに投資をはじめたすぐに株価はスルスルっと上昇したものの(もちろん運がよかっただけ)、2012年から2015年にかけてほぼ横ばいを続けています。このときにナゲット事件などいろんな逆風が続きました。
「マクド株?やめとけよ」みたいな論調もあったかは知りませんが(←)、ミスターマーケットはいつか見直される時代のためにずーーーと持っていました(実際は、マクドナルドを売ってまで購入したい魅力的な銘柄がなかっただけです)。
耐え難きを耐え、忍び難きをしのんでいたら、2015年後半からぐーーーーーんと株価が上昇してくれたんですね。いやー、本当にバイアンドホールドできる株って素晴らしいと思います。
ミスターマーケットが注目して欲しいのは、株価の低迷が続いた2011年から2015年までの配当金の青棒と最終損益の赤線なんです。
よく見たら、株価は横ばいなのに、配当に押し上げられるカタチで最終損益が少しずつ上昇しているようにみえませんか?これが配当の力だと思います。
企業がどれだけ稼いでいても株価というものは市場に評価されなければ上昇しません。一方で、配当の累積は企業が利益を稼いでいるなら、確実に増えるものです。
市場から見放されているときも、確実に稼いで配当をだしてくれている。ミスターマーケットがナゲット事件など逆風が吹いているときもマクドナルド株を保有し続けれた理由の1つだと思っています。
売買益と配当益どちらが大切かって議論がたまにありますけど、ミスターマーケット的には、配当益があったから売買益も手にいれれることが多いですね。
次に日本円換算でみてみましょう。
こちらのグラフも上が金額、下が%で表しています。
円換算した収益推移は基本的には右肩あがりで上昇しています。株価が低迷していたときに、ちょうどドル円相場が円安に振れていたからです。
率でみると、200%を超えています。投資金額の3倍以上になったことをあらわしています。今のところはマクドナルドに長期投資して大正解でした。
業績
業績も見ておきましょう。
売上と各利益、キャッシュフローです。
ついでに、企業がどれだけ現金を稼げる事業をしているかを示す営業キャッシュフローマージンもみてみましょう。
ここ数年、マクドナルドの売上が減少しているのは低収益の直営店舗をフランチャイズ化しているからです。コカコーラなどもそうですが、低収益の事業を切り離していくという経営戦略は、ミスターマーケットはちょっと理解ができません。
ここでの「理解ができない」というのは悪い意味ではなく、実際、自分が経営者だったらできない経営戦略だなと思うわけです。低収益であろうが、関連する事業であり、切り離してしまえば利益の金額は小さくなってしまいます。もちろん、利益率が大切なことはわかるのですが、利益の金額を減らすというのはなかなかできないと思うのです。
つぎは1株あたりの数字です。
1株あたり利益は上下ありますが、実際に現金を稼いでいるかを表す1株あたりのフリーキャッシュフローは右肩あがりの傾向にあります。1株あたり配当と同じ伸びをしていますので、まだまだ増配余力はありそうです。株式総数の減少もうれしいです。
直近の4半期の動きもみてみましょう。
利益が伸びています。そして、1株あたり利益が伸びています。
株価も、配当も、利益も順調。
いまのところ、マクドナルドはストレスフリーで保有できますね。
I Looooooooooove It!
ミスターマーケットの本日のノイズでした。
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