
↑僕のJNJへの投資を60秒でまとめた動画です↑
Contents
ジョンソン & ジョンソン(JNJ)とは?
ジョンソン&ジョンソン(JNJ)はヘルスケアの世界最大手企業です。
医薬品、医療機器を取り扱っており、消費者向けには絆創膏のバンドエイド・歯磨用品のリステリン・コンタクトのワンデーアキュビューなどが有名です。

ジョンソン & ジョンソン(JNJ)の業績と株主還元
ざっと業績からみていきましょう。

JNJの業績は安定しています。
2017年12月期の当期利益が大幅なマイナスになっていますが、税制改革に伴う費用が発生したためで問題ありません(税制改革の影響で136億ドルの費用を計上しています)。
また、JNJは他のヘルスケア企業と同じようにM&Aに積極的です。2017年にスイス製薬会社アクテリオン300億ドルで、2018年にドクターシーラボで有名な日本企業シーズ・ホールディングスを2900億で買収しています。
さらに、面白い取り組みとしてはGoogleと共同開発している手術支援ロボットです。ハイテクとヘルスケアのTOP企業同士の夢のコラボで、JNJの医療機器の知見とGoogleのAI活用に期待したいと思います(ながーい目でみましょう)。

日本にもテルモやシスメックスなどミスマ好みの素晴らしいヘルスケア企業はあるのですが、どの企業も株主還元は控えめです。それに比べて、JNJの株主還元は別格だと思います。

四半期も順調です。コロナの影響も20/06を底に、売上を伸ばしています。JNJもコロナワクチンに成功していますので、少し期待できるかもしれません。

ジョンソン & ジョンソン(JNJ)の株価と投資金額
まずは、株価と投資金額から。

上が株価(ドル)と投資金額、下が株価(円換算)の為替です。ぼくがVに投資した2009年5月からのチャートになります。買値は55.3ドルです。現在162ドルですので、およそ2.9倍になっています(2021/04)。
投資後は苦しいときが続きましたが、2013年にやっと上昇しました。
近年のJNJはベビーパスダーのタルタが健康問題を引き起こしたとしての訴訟が足を引っ張っている感があります。杞憂に終われば、投資のチャンスになると思いますが、すでにポジションを持っているので僕は様子見します。

ジョンソン & ジョンソン(JNJ)の配当金
次に配当金をみます。直近の配当金から。
- 1株あたり配当金は1.06ドル
- 配当利回りはおよそ2.48%(株価164.53・税引前)
- 配当月は3月・6月・9月・12月
次は配当受取金額の推移です。
青棒が配当受取金額(ドル)と、赤線が配当受取金(円換算)です。

JNJは2020年に1株当たり四半期配当を1.01ドルから1.06ドルに増配しました。これで連続増配年数59年です。投資後から順調に増配が続いています。

ジョンソン & ジョンソン(JNJ)投資損益
株価・配当を確認しました、次は投資損益推移をみていきます。
ドル建の投資損益です。

上のグラフが金額で、下のグラフが%(パーセント)、青が累積配当受取金額、緑が売買損益、ピンクが評価損益、赤線がトータルリターンとなっています。
そして、円換算後の投資損益。

JNJへの投資は株価上昇まで時間を要したことから成果はなかなか出ませんでした。特に円換算で考えると3年以上も損益トントンのところをウロウロしていました。

まとめ
JNJは景気変動に強いディフェンシブ銘柄、高い利益率、高い株主還元が魅力な米国株らしい銘柄だと思います。
消費者向けにも絆創膏のバンドエイドや、歯磨用品のリステリン、コンタクトのワンデイアキュビューの馴染みやすい商品もあります。
米国株ヘルスケアといえばJNJはまず第1の選択肢でしょう。
ミスターマーケットのノイズでした。
参考リンク →「JNJ IRホームページ」
僕のJNJ投資を振り返ります。