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マイクロソフト(Microsoft・MSFT)とは?
マイクロソフトは世界最大級の米国のソフトウエアメーカーです。
基本ソフトウエアWindowsをはじめ、サーバー用アプリケーション、業務用・個人用アプリケーション、ソフト開発ツール、インターネットやイントラネットソフトウエアなど様々なソフトウエアを提供しています。
同社は1975年ビルゲイツによって創業され、1989年に現在のOfficeの初期バージョンを、1995年にWindows95をリリースし爆発的に普及させます。

マイクロソフト(MSFT)の業績と株主還元
ざっと業績からみていきましょう。



MicrosoftはPCからスマホへの移行に乗り遅れたため、一時期はけっこうボロッカスに言われていました。
しかし、現CEOのサティア・ナデラ氏がMSFTのビジネスモデルを変革させます。従来の「Windows」などのパッケージビジネスからクラウドビジネスへ移行です。
特に、ビジネス定番ソフトExcelのためにOffice365を契約すると、周辺のソフトもついてくる抱き合わせ販売はマイクロソフトに非常に有利に働いています。



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また、MSFTは事業からあがる豊富なキャッシュを利用して、事業領域を固めています。
2018年にはIT開発者がソースコードを共有できるサイトを運営する米ギットハブ買収をするなど、次から次へと成長に向けて攻めの経営をしています(株式発行をしないというのがポイントです)。
ゲーム事業もクラウド化を加速させ、「XBox」に加えてスマホなどでも楽しめるサービスを提供予定と発表しています。
任天堂・ソニーの日本勢に対して、クラウド技術を持つMSFTがどのような勝負をするのかドキドキものです(クラウドの利用でソニーと提携も発表。任天堂も負けて欲しくない)。
さらに、覚えておきたいのが2020年問題です。
2020年にWindows7とoffice2010がサポートが終了しました。
これはMSFTにとっては絶好の機会となる可能性が高いです。パソコン切り替えと同時にOffice365を導入が期待できるからです。

(OKTAの資料ではサブスクで最も使われているサービスにMSFTのOffice365が挙げられています)

「Oktaより」
マイクロソフト(MSFT)の株価
まずは、株価と投資金額から。

上が株価(ドル)と投資金額、下が株価(円換算)の為替です。ぼくがMSFTに投資した2018年3月からのチャートになります。最初の買値は92.44ドルです。現在277.84ドルですので、およそ3.0倍になっています(2021/07)。
僕はある一定金額(現在は50万円)を超えて追加投資を続けることは少ないですが、MSFTは継続して投資を続けています。
2018年4月に打診買い、6月に追加投資、さらに12月に追加投資、さらにさらに、19年入ってからも、20年に入ってからも、21年に入ってからも追加投資しています。

マイクロソフト(MSFT)の配当金
直近の受取配当金です。NISAの勘定設定年と特定口座によって5つにわかれています。
- 1株あたり配当金は0.56ドル
- 配当利回りはおよそ0.80%(株価277.94ドル・税引前)
- 配当月は3月・6月・9月・12月となっています。
- 2020年9月に増配を発表。四半期配当0.51から0.56ドルへ。19年連続増配です。
次は実際の受取配当金推移です。
青棒が配当受取金額(ドル)と、赤線が配当受取金(円換算)です。
最初の配当金(2017年9月)は1株あたりで0.42ドルでした。現在0.56ドルですので、およそ1.3倍になっています(2020/06)。

稼いだキャッシュを株主還元してくれるMSFTのほうが保有しやすいからです。買収なども手持ち資金でやってくれるのは嬉しいですね。
マイクロソフト(MSFT)の投資損益
株価・配当を確認しました、次は投資損益推移をみていきます。
ドル建の投資損益です。

上のグラフが金額で、下のグラフが%(パーセント)、青が累積配当受取金額、緑が売買損益、ピンクが評価損益、赤線がトータルリターンとなっています。
そして、円換算後の投資損益。
直近はコロナショックの影響がありますが、MSFTへ投資してからは、おおむね順調でした!
サブスク市場が拡大傾向にありますので、その追い風をうけている状態ですね。

ミスターマーケットのノイズでした。
近頃、僕のマイブーム。マイクロソフト。