
↑僕のKOへの投資を60秒でまとめた動画です↑

コカコーラ(KO)とは?
コカ・コーラ(The Coca-Cola Company:ティッカーKO)は世界最大の飲料会社。
主力はもちろん、炭酸飲料のコカコーラです。
ただ、炭酸飲料は砂糖の過大摂取などリスクもあり、総合飲料メーカーとして、スポーツ飲料、果汁飲料、インスタント茶とコーヒー、エナジードリンクなど非炭酸飲料に力を入れています。
KO自体は飲料濃縮物、シロップの取り扱い、実際の飲料の製造・販売は各地域にあるボトラー企業を行っていることが多いです。

「コカ・コーラ」という名は、リズミカルで覚えやすい名前がいいと考えてつけられたと言われています。

(総合飲料メーカーだよって言っています)
コカコーラ(KO)の業績と株主還元
ざっと業績からみていきましょう。
KOの業績で1番驚くのが売上の減少です。パッとみると、大丈夫か?と思ってしまいます。
理由は、事業再構築で、低収益のボトリング事業を本体に取り込んで再編後に、再度引き離しているためです。利益は減少していませんので、理解はできます(2017年の落ち込みはトランプ政権による税制改革によるものです)。
とはいえ、利益が伸びている訳でもないことは留意しておきましょう。


マネーマシーンとしてのキャッシュフローは安定してでています。営業CFマージンは売上が現金になった割合を示します(高いほど良いです)が、良いです。
20年3-6月期にコロナの影響が受けています。現在は戻していますね。
新しい取り組みとしてレッドブルやモンスタービバレッジ(KOも出資)で急拡大するエナジードリンクにもコカコーラブランドを直接投入して強化しています。

また、変わった動きとして、世界に4000店舗を展開する英コーヒチェーンのコスタ(COSTA)の買収があります。手薄なコーヒー分野にも進出といったところですね。



(スペイン・アリカンテの空港にあったCOSTA・反対側にはスタバがありました)
コカコーラ(KO)の株価と保有株推移
まずは、株価と投資金額から。
上が株価(ドル)と投資金額、下が株価(円換算)の為替です。ぼくがKOに投資した2008年6月からのチャートになります。最初の買値は25.66ドルです。現在56.55ドルですので、およそ2.2倍になっています(2021/07)。
僕のKOへの投資は2008年6月に始まります。リーマンショック直後ですね。覚えていませんが、大暴落でKOぐらいしか投資できなかったんじゃないでしょうか?
その後、2011年に買い増しして、2012年には株主分割されました。


コカコーラ(KO)の配当金
次に配当金をみます。直近の配当金から。
- 1株あたり配当金は0.42ドル
- 配当利回りはおよそ3.01%(株価56.55ドル・税引前)
- 連続増配年数は58年
- KOの配当月は3月・6月・9月・12月となっています。

次は配当受取金額の推移です。
青棒が配当受取金額(ドル)と、赤線が配当受取金(円換算)です。
順調に毎年増配が続いています。
大きな伸びはありませんが、毎年確実に増配があり、日本円換算後でみると投資元本配当利回りは4.6%になっています。


コカコーラ(KO)投資損益
株価・配当を確認しました、最後に投資損益推移をみていきます。
ドル建の投資損益です。
上のグラフが金額で、下のグラフが%(パーセント)、青が累積配当受取金額、緑が売買損益、ピンクが評価損益、赤線がトータルリターンとなっています。
そして、円換算後の投資損益。
1番古いデータの2009年頃は含み損になっていますが、時間とともに最終損益がプラスに推移していることがわかります。

ミスターマーケットのノイズでした。
参考リンク→ 「コカコーラ(米国)」