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セールスフォースドットコム(CRM)とは?
セールスフォース・ドットコムは企業向けソフトサービス会社で、CRM(顧客管理)プラットフォームを中心に提供しています。
CRM(顧客管理)とは顧客の属性や接触履歴などを記録・管理し、顧客満足度の向上を目的とした情報システム(ティッカーがCRMなのは面白い)。

セールスフォースはクラウドでのCRMプラットフォームに強みを持ち、機械学習・ディープラーニング・予測分析といったAI「Einstein(アインシュタイン)」を搭載しているのを特徴とする。データから学習し、それぞれのビジネス特有のプロセスに合わせて予測等を提供。
CRM分野はドイツのSAPが強かったが、クラウドではセールスフォースがトップを独走中。世界で最初のサブスクリプションモデルを確立した企業とも言われ、大変ナウい企業である。

セールスフォースドットコム(CRM)の業績
ざっと業績からみていきましょう。



CRMの業績は、僕の他の保有株と比べ雰囲気が違います。売上がすごい勢いで伸びている。そして、利益がない。
投資が先行する成長真っ盛りの企業ですので問題ないはずですが、僕は成長企業の投資に慣れていないため、正直言えばちょっと不安です。
成長企業は、いかに成長しているかが大切ですから、見るべき数字は利益から設備投資を差し引く前の営業キャッシュフローです(たぶん)。
その、営業キャッシュフローは急速に伸びています。営業キャッシュフローマージンも高水準を維持しています。
だから、問題がないと思います(たぶん)。
ちなみに、CRMを軸としながら周辺分野を買収して将来の種まきもしています。売上規模はすでに1兆円を超えていたりしていて・・・、新興企業でありながら、むちゃくちゃ大企業です。


セールスフォースドットコム(CRM)の株価と保有株推移
まずは、株価と保有株の推移です。

2018年4月に新規投資、7月に追加投資しました。

セールスフォースドットコム(CRM)の配当金
次に配当金をみます・・・・。CRMは1999年創業の若い会社で、今が成長真っ只中です。よって、配当金はありません。
2018年の年末にMSFTに資金を移動した理由の1つに無配当株だったことがあげられます。

セールスフォースドットコム(CRM)の投資損益
株価・配当を確認しました、最後に投資損益推移をみていきます。
ドル建の投資損益です。

上のグラフが金額で、下のグラフが%(パーセント)、青色が配当受取累計、水色が実現損益、黄色が評価損益、赤色が最終損益となっています。
そして、円換算後の投資損益です。

さきほどの触れたように、ITハイテク株がパブるなかでしたので、投資後にするすると上昇。
だけど、株はそんな簡単なもんじゃないよね。FANG・Appleが崩れる中で、CRMの株価も崩れます。

ミスターマーケットのノイズでした。