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僕のIT大手4種
まず、現状から。
僕はFANGやGAFA、GAMANと言われるようなIT大手企業のなかで下の4社に投資しています。
- マイクロソフト:MSFT(3.6%)
- アップル:AAPL(2.6%)
- アマゾン:AMZN(1.2%)
- グーグル:GOOGL(0.8%)
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()内はポートフォリオに占める割合で単純計算で8.2%をIT大手企業が占めています。
過去の推移は以下のようです。
上は金額、下は株数の推移です。
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さらにMSFTには追加投資を続けています。
なかなかAMZN、GOOGL株へ追加投資できない
なぜAMZN・GOOGLは少額投資のままで、おかわり(追加投資)ができないのでしょうか。
(そして、 MSFTには投資できるのでしょうか)
結論から言いますと、AMZN・GOOGLとAAPL・MSFT では株式総数推移の違いがあるからです。
以下は2008年からの株式総数推移グラフです。
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ここ10年でAMZN・GOOGLの株式総数は増えています。対して、APPL・MSFTのそれは減少しています。
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ストックオプション、買収による増加
株式総数の増加は、株式を役員や従業員の報酬としていることや、株式による買収を行なっているからと考えられます。
現金の代わりに株式を利用すれば、実際に会社から現金が流出することなく事業を進められます。
投資したい新事業がありながらも資金が乏しいベンチャー企業には素晴らしい仕組みです。
ただし、株式総数の増加は株主にとって株式希薄化というデメリットになります。持分が減っていきます。
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AMZN・GOOGLとも1株キャッシュフローは増加
ただし、AMZN・GOOGLが株式総数の増加で株主に不利益を与えているわけではありません。
AMZN・GOOGLとも1株フリーキャッシュフローは大幅増加しています(もちろん、AAPL、MSFTも)。
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ですので、単にAMZNやGOOGLはまだ市場から(間接的ですが)調達したい段階なのに対して、APPL、MSFTは市場へ現金を戻せる段階と認識で良いと思います。
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僕は将来の稼ぎのために修練している先への投資は苦手みたいです。
株主還元は投資先がないから?
株主還元は、企業に有力な投資先(成長するステージ)がない証かもしれません。
ですので、うまく資金を使っているなら単純にどちらが良いとは言えません。
ただAAPL・ MSFTにはその懸念は当てはまらないかなと思ってます。
MSFTは2018年6月にGitHub75億ドルの買収など手がけていますし、AAPLも製品サービスの重要技術企業などを買収しています(任天堂も買収候補の報道もあります)。
投資先がないわけではなさそうです。ですので、僕はキャッシュが湧き出てるので株主に還元をしていると捉えています。
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ミスターマーケットのノイズでした。