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基本的にはタイミングをはかった投資はしていない
とはいえ、まずは抑えておきたいことですが、私ミスターマーケットは「安く買って、高く売る」の言葉に象徴されるタイミング投資はしていません。
それは、そこ瞬間ごとに「いつ安値で、いつ高値か」を考えることは難しいと考えているからです。
ですので、ミスターマーケットの投資スタイルは「勤労と節約の日々をおくりながら、素晴らしい企業を買い続ける」ことにあります。
高値掴みは嫌だ
しかし、です。
たとえ安値で買えなくたとしても、たとえ高値で売れなかったとしても…
というのが本音です。
ですので、タイミング投資を行っていないミスターマーケットにも高値掴みを防ぐためにしていることがあるのです。
高値掴みをしないため、たった1つの言葉に注意しています
ミスターマーケットが高値掴みを防ぐためにしていること、それは「相対的に…」という言葉に注意していることです。
投資では「相対的に」という言葉に注意しろ!
ミスターマーケットは投資の世界では「相対的に」という言葉には細心の注意をもって接することをオススメします。
この知的そうな「相対的に」という言葉が使われる場面といえば、下↓のようなグラフをみせられて…
「日本のREITは(国債との利回り差でみれば)諸外国に比べて相対的に割安です」とか、
さらに「豪州の株式は世界の株式に比べて相対的に割安です」とか、そんな風に使われます。
まぁ、確かに、相対的にみれば割安なんでしょう。
しかし、そんなことを言いはじめたら、どこまで価格が高騰しても、比較するものによっては「相対的にみれば割安です」と言い続けれるようになっちゃいます。
逆に言えば、相対的に割安という言葉を使わなければいけないのは「絶対的にみれば割安ではない」って言ってる気がします。
おそらくこの言葉は「全体的に割高なとき」に使われる言葉だと思います。
ですので、相対的に割安という言葉を見つけたら、あっ、割高なんだなって思ってください。
高値掴みしないために、「相対的に」という言葉に気をつけましょう。
ただし、時間軸にした相対的には価値があるかもしれない
ただし、ミスターマーケットが投資の世界で「相対的に」という言葉が有益に使われてるかなと思うときもあります。
それは時間軸で「相対的に‥」という場合です。
2、3年の時間軸では短すぎますが、5年から10年といった時間軸で割安というのは、聞く耳を持っても良いかなと思います。
ミスターマーケットのノイズでした。