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amazon(AMZN)とは?
アマゾン・ドット・コム(amazon・AMZN)は世界最大のオンライン小売企業。
1994年にオンライン書籍ストアとして創業。日用品や家電、ファッションなど取扱商品を拡大していき、2017年には米食品スーパーであるホールフーズを買収し実店舗にも参入。
小売以外にもオンラインストアでのシステム運用ノウハウを生かしたAWS(アマゾンウェブサービス)は急成長のクラウド市場でトップを走る。
またAmazonでの顧客の商品検索や購買履歴のデータを活用した広告事業も期待されている。






amazon(AMZN)の業績と株主還元
ざっと業績もみていきましょう。


売上の規模と伸びがすごいです。
それにしても、低迷期も保有し続けれた投資家は天才ですね。
Amazonにもっと早く投資していたら・・・今頃はxxxxxドルに・・・との仮の話をたまに聞きますが、僕だったら2000年代に投資していたとしても1株あたりの指標が悪化している2012年・2013年に愛想を尽かして、手放してしまっているような気がします。
僕は株価の低迷ならまだしも、業績の低迷は耐える自信はないです。




amazon(AMZN)の株価
まずは、株価と投資金額の推移です。


上が株価で、下が為替を加味したものです。
僕はちょうど1000ドルを超えた日にどうしてもAMZN株を保有したくなり投資しました。
それから5ヶ月間は1000ドル付近をウロウロしており、「きたきた、典型的なタカネツカミ〜」と思ったことも。
その後、上昇をはじめましたが、今度はもう少し買っておけばよかったと思いましたねw

amazon(AMZN)の配当金
次に配当金をみます。

・・・データはありません。そう、AMZNは無配当株です。
ミスターマーケットは投資の成果として配当金の成長も重視していますので、無配当というのは悲しいですが、資金を成長に注ぎ込むことがAMZNの強みです。しょうがありませんね。

amazon(AMZN)の投資損益
株価・配当を確認しました、次は投資損益推移をみていきます。
ドル建の投資損益です。


上のグラフが金額で、下のグラフが%(パーセント)、青が配当受取累計、緑が実現損益、ピンクが評価損益、赤線がトータルリターンとなっています。
そして、円換算後の投資損益です。

AMZNは、配当金がないため、キャピルタルゲイン(含み益)のピンク一色となっています。
2017年5月に投資して数ヶ月は損益ギリギリのところをウロウロしていました。ですが、2017年秋以降は上昇トレンドに転じてスルスルと上昇。
そして、2018年2月の米長期金利上昇に伴う株安も押しのけて上昇していきました。

Amazonの競争優位はネットバブル崩壊でも巨額投資を続けたから!?
Amazonが全米に物流網を構築したのは2000年でした。しかし、この時のAmazonに試練が襲います。
同年4月のネットバブル崩壊です。翌年にはAmazonの株価も1株8ドルまで低迷します。
ネット企業に厳しい視線が向けられるなか、物流センターへの多額の投資を続け費用が膨らみ、多くの投資家から否定的な判断をされました。
ただ、ベゾスは投資家を無視して投資を続け、全米を網羅する物流網を構築します。
当時、全米に翌日・翌々日に確実に消費者に宅配できる企業はどこにもなかったため、消費者は早く商品を手に入れることができるAmazonを支持しました。
バブル崩壊で競争相手が低迷している間に、巨額の投資でAmazonは圧倒的競争力を手に入れたのです。
その後も事業から生まれるキャッシュを使い先行投資を続けていきます。実は、先ほど指摘した2012年の低迷も投資によるものです。


(2018年10月に2000ドルから1200ドルに急落した時の僕のついーとです)
ミスターマーケットのノイズでした。