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オートマチック データ プロセシング【ADP】とは?
ADPはビジネス向けの人材管理サービス企業。ビジネス系企業ですので、新そうですけど、実は1949年にニュージャージ州で創業した歴史を持つ企業です。
現在、140カ国の810,000のクライアントに、人事、給与、税務、社会保険、人材開発、福利厚生管理など人材管理のアウトソーシングサービスを提供している。
人事管理は企業活動の最重要事項である。一方で、本業とは距離が離れているため、プロへのアウトソーシングが進んでいる分野です。
ビジネス的には人事管理は継続的な活動ですので、安定した長期的なビジネスが期待できます。
オートマチック データ プロセシング【ADP】の業績と株主還元
ざっと業績からみていきましょう。
綺麗な右肩上がりです。次年度からコロナの影響が見えてくると思うので、要注目ですね。
- 2014年 自動車ディーラーサービス部門(CDK GlobalWikipedia site:nipponkaigi.net)をスピンオフ
さすが、歴史ある企業です。キャッシュに余裕があるため配当・自社株買いにまわしています。
コロナの影響はあるものの、売上・利益とも強いですね。
オートマチック データ プロセシング【ADP】の株価と保有株推移
まずは、株価と投資金額から。
上が株価(ドル)と投資金額、下が株価(円換算)の為替。ぼくがADPに投資した2020年からの株価です。
オートマチック データ プロセシング【ADP】の配当金
次に配当金をみます。直近の配当金です。
- 1株あたり配当金は0.93ドル
- 配当利回りはおよそ1.81%(株価205.60・税引前)
- 配当月は1月・4月・7月・10月
- ADPには株主優待はありません。
次に受取配当金の推移です。
オートマチック データ プロセシング【ADP】の投資損益
株価・配当を確認しました、次は投資損益推移をみていきます。
ドル建の投資損益です。
上のグラフが金額で、下のグラフが%(パーセント)、青が累積配当受取金額、緑が売買損益、ピンクが評価損益、赤線がトータルリターンとなっています。
そして、円換算後の投資損益です。
コロナショックでは急落した企業の多くが金融緩和により急速に株価が回復しましたが、ADPはプラスに転じるまでけっこう時間がかかりました。
企業や雇用がコロナの悪影響が本業へ長期的な重しなる懸念もあるのでしょう。ただ、ぼくはそんな逆光を乗り越えられるのは業界トップの企業である可能性が高いと考えます。
参考リンク→ADP IRサイト
ミスターマーケットのノイズでした。