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インテュイット【INTU】とは?
インチュイット(INTU)は個人、自営業者、中小企業、会計士向け財務会計ソフトを手掛けている企業。
創業は1983年ですので、意外と歴史がある企業です。従来はパッケージソフト中心でしたが、サブスクリプションへの移行しています。
日本の会計ソフト:弥生もルーツはインテュイットと関係あったりします。(現在の弥生株式会社はインテュイット日本法人をMBOで分離独立したもの)
商品は、個人確定申告ソフト「TurboTax」(市場シェア6〜7割と言われている)、
中小企業会計ソフト「QuickBook」、

個人資産管理サービス「Mint」などだ。

さらに、INTUは2020年2月に与信スコア管理のクレジット・カルマ(Credit Karma)の買収を発表。

*Credit Karmaは個人の与信スコアを管理し、金融機関のクレジットカードやローンの融資仲介を手掛けている(登録数1億人の最大手)。


インテュイット【INTU】の業績と株主還元
ざっと業績からみていきましょう。


- 2009年 家計資産管理ツール:mint.comを買収(約1億7000万ドル)
- 2015年 創業時からインストール家計ソフト:Quickenを売却(サブスク化)
- 2017年 請求支払いアプリ:Checkを買収(3億6000万ドル)
- 2020年 クレジット・カルマの買収(約71億ドル)

2016年からの売上の伸びがすごいです。前年2015年にインストール家計ソフト:Quicken売却しているようにサブスク転換が成功した結果でしょう。
そして、INTUはハイテク企業としては比較的老舗の企業になります。そのおかげで資本の蓄積もあるため、自社株買いや配当も行っているのが嬉しいです。



インテュイット【INTU】の株価と保有株推移
まずは、株価と投資金額から。
上が株価(ドル)と投資金額、下が株価(円換算)の為替です。
僕が投資したのは2020年3月。コロナショックで株価がパニック売りになっていましたので、万年高値圏でなかなか投資できなかったINTUに投資してみました。

インテュイット【INTU】の配当金
直近の受取配当金です。
- 1株あたり配当金は0.59ドル
- 配当利回りはおよそ0.45%(株価528.43・税引前)
- 配当月は1月・4月・7月・10月となっています。
次は実際の受取配当金推移。
青棒が配当受取金額(ドル)と、赤線が配当受取金(円換算)です。

インテュイット【INTU】の投資損益
株価・配当を確認しました、次は投資損益推移をみていきます。
ドル建の投資損益です。
上のグラフが金額で、下のグラフが%(パーセント)、青が累積配当受取金額、緑が売買損益、ピンクが評価損益、赤線がトータルリターンとなっています。
そして、円換算後の投資損益。

ミスターマーケットのノイズでした。