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現在の投資の主流はインデックス投資
投資の主流は圧倒的にインデックス投資です。
インデックス投資とは、「どの企業が儲けることができるかわからないし、株価もどう動くかわからないよね。だったら、市場全体に投資してしまおう!」という考え方です。
一方のアクティブ投資は「儲かる企業に投資すれば高い運用利回りを得れる」や「チャートなどうまいタイミングで投資すれば良い運用成績を残せる」といった考え方です。
今回の記事はインデックス投資vsアクティブ投資が主題ではないのでこれ以上は深くは入りませんが、アクディブファンドの6〜7割がインデックスファンド運用成績を下回ると言われています。
アクディブファンドがインデックスを下回るのは調査や分析に関わるコストが発生することが大きな理由らしいですが、とりあえずインデックスファンドのほうが儲かるのは確かなようです。
ミスターマーケットもインデックス投信とアクティブ投信のどちらに投資するかと選択に迫られたら間違いなくインデックス投信です。
そして、ミスターマーケットが行っている個別株投資は「儲ける企業がわかる」というアクティブ投資に分類されます。つまり、非主流派なわけです。
それでも僕が個別株投資を続ける3つの理由
では、なぜミスターマーケットは非主流である個別株投資を続けるのでしょうか?
それは次の3つ理由があると思います。
個別株投資を続ける理由①:長期に保有し続けることができるから
まず最初の個別株投資を続ける理由は、個別株は長期に保有し続けることができるからです。
実は、ミスターマーケットもまだインデックス投資黎明期であった2006、7年にインデックス投資を試みたときがあります。
投資資金の一部を投資信託やETFを利用してインデックスに投資していました。
しかし、2008年に起きたリーマンショックでインデックス投資をやめることになります。
それは、1年・2年と下落が続く中で、インデックス投信を持ち続けることができなかったからです。
インデックス投資は経済全体に投資するのはキレイな言葉だとは思いますが、実際は何に投資しているのかわからず、投資をやっている意味や未来が見えなくなり、諦めてしまいました。
一方で、個別株への投資は違いました。何に投資をしているかが明確だったからです。
リーマンショックのときに米コカコーラ(ティッカー:KO)を保有していました。
コカコーラの株も低迷してしまいましたが、不況の真っ只中でもコカコーラは以前と変わらず飲まれ続けている。株価が大幅下落していたとしても、大丈夫。と思いました。
これはそれ以前にバフェト本に書いてあったことが腑に落ちた瞬間でした。
何に投資しているのかがわかりやすく、投資を続けることができました。
投資で1番避けたいのは、投資を止めてしまうことですが、もし、個別株投資の選択肢がなければ僕は市場から撤退していたかもしれません。
もちろん、インデックス投資を続けられる人もいるとは思います。
しかし、僕はできませんでした。結局、何に投資しているのかわからないんですよね。
経済全体といっても、一部の上場企業にすぎませんので、ちょっと違うような気もするわけです。
個別株投資を続ける理由②:個別株は勤労と節約のモチベーションになるから
次の理由は、個別株は勤労と節約のモチベーションになるからです。
ミスターマーケットの性格は「怠惰」そのものです。自分を律して、生活することが苦手です。
ですので、自分をうまくコントロールしなければ生活は荒れます。
いろいろと(いろいろな意味で)ダメなことも好きですから、お金もドンドン使ってしまいます。
そのため、怠惰を抑えるためには、適切な目標が必要です。
そして、その目標は理想的で抽象的なものではなく、もっと現実的で具体的なものを好みます。
ミスターマーケットにとって投資の世界では、その目標が個別株になります。
憧れのあの会社の株を買いたい!というのが良い目標になるのです。
「あの企業の株が欲しいから頑張って仕事に精をだそう」とか、「あの企業が欲しいから外食ではなく自炊しよう」とモチベーションになります。
個別株投資を続ける理由③:企業や経営に興味があるから
最後の理由は、そもそも、ミスターマーケットが企業や経営に興味があったからです。
株式投資を始める前から「企業がどのように稼ぐのか」に興味がありました。
経済全体よりも、それぞれの企業がどのような活動をしているのか、そしてどのように儲けているのか興味があったのです。
もう少し具体的に言えば、「なぜ産業革命はイギリスで起きたにも関わらず、米国が世界1の工業国になったのか(なぜフォードモータはイギリスに生まれなかったのか?)」よりも、なぜ「フォードモータはなぜ成功できたのか」といった話が好きだったのです。
まとめ
まとめると・・・、
- 個別株は長期に保有することができるから
- 個別株は勤労と節約のモチベーションになるから
- そもそも、企業や経営に興味があるから
になります。
ミスターマーケットが個別投資を続ける理由は全て個人の性格や嗜好からくるものです。
押し付け的な個別株投資が絶対にいいよっと言えるものではありません。
ですので、投資をやるならば、自分にあった投資法をやることをお勧めします。
インデックス投資でもなんでもいいと思います。
あなたは素晴らしい投資に巡りあえましたか?
ミスターマーケットのノイズでした。