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ナショナルグリッド(NGG)とは
ナショナルグリッド(NGG)は、英国と米国で電力の送配電およびガスの貯蔵・輸送事業を行う、世界最大級のインフラ企業です。
イギリスでは全域をカバーする高圧電力網を所有し、1,100万世帯に対しガスの輸送サービスを行っています。
米国では北西部に電力の送配電のほか、天然ガスを供給。また、モバイル通信業にインフラ整備サービスも提供しています。
ナショナルグリッド(NGG)の配当金
さて、最後の配当金からです。
- 1株あたり配当金は1.0616ドル
- 配当利回りはおよそ6.0862%(株価51.3・税引前)
- 配当月は8月・1月です。
- 英国株のため外国源泉徴収税がないのが特徴です。
次は配当受取金額の推移。
上のグラフがドル建の配当金推移、下のグラフが円換算後の配当金推移になっています。
NGGは公益株だけに高い配当利回りが期待できますが、海外株には珍しく配当頻度は年2回なんですよね・・・ちょっと誤算でした(事前に調べとけよw)。
ナショナルグリッド(NGG)の株価
次は株価です。
投資期間中の株価の動きです。
ナショナルグリッド(NGG)の投資損益
さて、投資の損益です。
上のグラフが金額で、下のグラフが%(パーセント)、左が米国ドル建て、右が日本円換算後の収益の推移です。
青色が配当受取累計、水色が実現損益、黄色が評価損益、赤色が最終損益となっています。
*投資損益推移グラフはバージョンupしました。グラフの作成の仕方はこちらを参考にしてください。
株価は思ったよりも弱く推移しました。公共料金の資本コストに関する規制の変更が取り沙汰されたのが痛かったです。保有期間が短く高い配当利回りでも補えなかったです。
ナショナルグリッド(NGG)の業績と株主還元
では、売却時の業績もみていきましょう。
NGG業績は安定で「大きく稼げないけど、事業は安定している」、公益企業らしい業績です。
(2017年に純利益が大きく増加しているのは事業売却による一時益の影響です)
NGG投資から撤退した理由
NGGから撤退した理由は面白くなかったからです。
変化に乏しい業界ですのでわかっていたことですが、やはり面白くなかったです(2回目)。
遠い異国の公共企業ですので、もちろんサービスは受けられませんし、企業活動も見えません。
唯一楽しみにしていた厚い配当も半年に1回と待つ必要がありましたのでイマイチでした。
そもそも、2018年にNGGへ投資したのは高値更新のなかの相場の急落に備えたものでした。
2018年末に相場急落が起きましたので、もう役割は果たしたし、面白くない銘柄をムリに持つ必要もないなと判断したわけです。
ミスターマーケットのノイズでした。
2018年初めに投資したナショナルグリット(NGG)ですが、2018年末に売却しました。
僕のナショナルグリットへの投資をまとめてみます。