【敗軍の将語る】なぜIBMで失敗したか。今後は相場の逆張りと業績の逆張りを区別します。

ども

ミスターマーケットです。

一応、IBMは売却してません(まだ)。

しかし、失敗したなと思っています。

 

Mr.マーケットは逆張り投資が好きです。IBMも一流企業が少し低迷しており、株価はいずれ戻るであろうと逆張り投資を行いました。しかし、今回は失敗したと思いはじめました。

どこが失敗したのか

 

Mr.マーケットは逆張り投資にも2種類あると考えました。「相場に対する逆張り」と「業績に対する逆張り」です。今回は業績に対する逆張りを行い、失敗しました。

「相場に対する逆張り」とは相場市況の悪化に立ち向かう逆張りです。株式市場は不思議なもので、業績が絶好調の株式でも相場市況の良し悪しで、株価は大きく左右されます。業績が絶好調な株式が相場市況の影響で安くなったときはチャンスです。私も相場市況が悪いときに買った株はかなりのリターンをもたらしてくれています。

一方で、「業績に対する逆張り」とは業績の悪化に立ち向かう逆張りです。企業は社会環境の変化に対応できないときや不祥事によって業績が悪くなるときがあります。その業績悪化が一時的なものであればいいのですが、恒常的なであればあるほど、「買い」が成功するには忍耐が必要になります。一時的であるか、恒常的であるかはその企業のことをよく知っていなければいけません。もしかすると、そのまま衰退していくのみかもしれません。

「相場に対する逆張り」は毎期毎期業績は良好にも関わらず、株価は冴えないわけですから「いつか報われる希望」は根拠がある希望ですから信じやすいです。一方で、「業績に対する逆張り」は毎期毎期業績悪化するから、株価は冴えないのであって、当たり前の話です。世間は間違っていません。「いつか報われる希望」を信じるには、その会社や業界を理解し、なぜ業績が回復するのか、自分の仮説を信じるしかありません。一般の人が知らない(まだ理解してない)その会社や商品の魅力を知っている(理解している)必要があります。それを持っているならば業績回復で大きいリターン得ることができるかもしれませんが、なかなか難易度は高くなります。また、長い間の耐えるその会社や商品への愛着も必要かもしれません。

数年前に品質問題から業績が悪化していたマクドナルドを買った人は「業績に対する逆張り」が報われた例かもしれません。ちなみに、私、Mr.マーケットはマクドナルドをそれ以前から持っていました。つまり、私の「業績に対する逆張り」の成功例ではありません。

で、今回のMr.マーケットのIBMの投資は「業績に対する逆張り」にも関わらず、「業績に詳しくもなく、会社や商品を使っていないし、詳しくも知らない。そして、愛着がない」点で大きく失敗だったと言えると思います。

まだ売ってません、まだ売ってません、が‥です。Apple(iphoneを5年以上使っている)などに投資したほうが気が楽だなぁと思うわけです。

さてさて、まだまだ考えます。(この後、売ってます)

ミスターマーケットの本日のノイズでした。

今後ともよろしくお願いします。

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どうも!ミスターマーケットです。 Mr.マーケットは30代半ばの普通の会社員です。20歳から株式投資をはじめ、現在は日本株と米国株で配当を中心に長期投資を行なっています。よろしくお願いします。