どうも、ミスターマーケット(@mrmarket_japan)です。
今回はミスターマーケットが好きな医療機器業界について魅力を語ってみます。
Contents
医療機器とは?
医療機器とは検査機器、分析機器、人口人体部品(人口関節)、手術用治療機器、交換用部品などの消耗品、医療機関の設備などを指します。
医療機器企業に投資する3つの理由
では、ミスターマーケットはなぜ医療機器業界を好むのでしょうか。
理由は以下の3点にまとめれます。
- 医療機器企業は景気に左右されにくい
- 医療機器企業は需要拡大が見込まれること
- 医療機器企業は高い参入障壁があること
です。それぞれ説明します。
医療機器業界は景気に左右されにくい
まず、ミスターマーケットが医療機器業界を好む理由は医療機器企業は景気に左右されにくいからです。
医療機器を含むヘルスケア業界は景気変動に強い業界です。
なぜなら、健康に景気の良し悪いは関係ありませんし、景気が悪いからといって病院にいかない人も滅多にいないからです。
また、医療機器は売り切りのビジネスではなく、継続的なメンテナンスや消耗品の交換を必要とします。
このようなメンテナンス事業は継続的に収益が発生することから安定した収益となります。
例えば、ミスターマーケットのポートフォリオ上位を占めるシスメックスは、検査機器のほかに検査に必要な試薬も販売しています。
継続して使用される試薬を販売することで継続的に収益をあげるビジネスモデルを確立しています。
参考リンク→【テンバガー銘柄】ポートフォリオ1位のシスメックスは検査機器の会社
医療機器業界は需要拡大が見込まれること
ミスターマーケットが医療機器業界を好む第2の理由は医療機器業界を含むヘルスケアは需要拡大が見込まれるからです。
今後、世界的に経済成長が続き生活水準が豊かになることが予想されます。
豊かになれば健康に対する意識の高まりから、医療に関わる出費が期待できるはずです。
もちろん、高齢化も進展されるため、ペースメーカや人工関節などを必要とする人も増えるはずです。
また、医療機器業界は手術支援ロボットが誕生するなど技術革新によっても成長が見込まれます。
医療機器企業は高い参入障壁があること
ミスターマーケットが医療機器業界を好む最後の理由は医療機器業界には高い参入障壁があるからです。
医療機器の購買では実績が大切にされ、患者・医師(医療従事者)・病院・保険組合・行政など利害関係者も多いため、新規企業が簡単に参入できない側面があります。
例えば、行政が医療機器を承認するまでの期間などコストは新規参入者にとっては大きな参入障壁です。
そして、医療機器は人の生命にかかわるものです。製品開発や改良にはメーカーと医師の連携で行われることも多く、メーカーごとに使用方法や手術方法も異なるため、一定程度の技術の習得が必要です。頻繁に他メーカの商品には変更しないことが想像できます。
これまた、ミスターマーケットのポートフォリオ上位を占める医療機器会社マニーが製造している手術用メスを例にすれば、手術には職人的な技が必要とされ、また医療ミスを予防するために、医療機関(医師)は商品の品質や使い慣れを重視するでしょう。
参照リンク→【7730】マニーは小物消耗品医療機器で高シェアなグローバルニッチ企業
まとめ
ミスターマーケットが医療機器企業を好む理由は
- 医療機器企業は景気に左右されにくい
- 医療機器企業は需要拡大が見込まれること
- 医療機器企業は高い参入障壁があること
の3点です。
最後に、医療機器の主要企業リストを貼っておきます。僕が投資している企業もありますね。
ミスターマーケットのノイズでした。