金融商品を判断する3つのポイント
世の中には色々な金融商品があり、複雑そうに見えます。
だけど、次の3つポイントで考えると楽です。
- 安全性
- 収益性
- 流動性
安全性
まず、最初のポイントは安全性です。
安全性とは、お金が安全であること、つまり減らないことです。
安全性を表す言葉として「元本が保証されているから」があります。とりあえず何も考えずに置いておける、そんな金融商品です。。
収益性
次のポイントは収益性です。
収益性とは利益がでやすい、またはお金が増えやすいことです。
弊ブログなど株式投資ブログは、どちらかというとかなり収益性を重視した話が多いかと思います。
収益性を表すのは「利回りが良いから」「将来の値上がり益が期待できるから」といった言葉です。
流動性
最後のポイントは流動性です。
流動性とは、現金化しやすさを表します。
例えば、すぐにお金にすることができる金融商品を流動性が高い金融商品と表現します。
流動性を表す言葉として「現金に換えやすいから」「少額でも預け入れ引き出しが自由にできるから」があげられます。
「安全性・収益性・流動性」の3つ全て揃った商品はない
ちなみに、この3つポイント「安全性・収益性・流動性」が全て高い金融商品というものはありません。
安全性と流動性が高いと収益性は低いものが多いです。また安全性と収益性が高いと流動性が低いものが多いです。
では、なぜ「安全性・収益性・流動性」が高い商品はないでしょうか。
それは、安全性と流動性が高い金融商品があったとすると、人々はその商品に殺到してしまい、その商品の価格が上昇してしまいます。
結果として、収益性は低下するからです。
ですので、金融商品を選ぶときは運用予定の資金が「安全性・収益性・流動性」のうちを重視すべきか、どれを譲ることができるのか、を考えるとピッタリとした商品を選ぶことができます。
ミスターマーケットのノイズでした。
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