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えっ!証券会社や資産運用会社のレポート?胡散くさい・・・
ミスターマーケットが紹介したい情報源は、証券会社や資産運用会社など金融機関が発行しているレポートです。
「えっ?金融機関のレポート?うさんくさい!!」と思った方いるでしょう。
ええ、確かに、金融機関が発行しているレポートは胡散臭いです。
基本的はそれらのレポートは営業販促用資料と思ってほぼ間違いありません。

だけど、金融機関のレポートも意外と役にたつ
とは、いえ、金融機関のレポートも意外と役にたちます。
金融市場が注目している問題を教えてくれる
金融機関が発行するレポートを読むと一般人が気づけない市場が何に注目しているかがわかります。
例えば、長いこと投資をしていると、なぜ市場が動きがだしたのかわからない時があったりします。
そんな時、金融機関のレポートを見ればわかります。
例えば、今年2018年初めに株式市場の急落です。
普通の投資家は、なぜ急に急落したのかわからなかったと思います。そんな時に金融機関のレポートを読めば長期金利の上昇が原因とわかったわけです。
金融機関は市場が急落して自社商品が下がった場合、顧客になぜ価格が下落したかを説明します。
「自分たちの運用が悪いわけではなく、市場全体が軟調なんだよ」と伝えたいからです。顧客に理解を求めるのです。
ですので、特に急落時は金融機関のレポートにわかりやすく、なぜ相場が下がったのか、書かれていることが多いです。

興味がない分野の情報
また、金融機関のレポートは興味がない分野の情報を取得するのにピッタリです。
例えば、ミスターマーケットは新興国にさほど興味はありません。
しかし、レポート(のタイトルだけでも)をザーッとみていると、いま新興国が上がっているのか、下がっているのか自然とわかるわけです。
あっ、あの国は通貨安に見舞われているのか、あの国は比較的堅調なのか、とか、興味のない情報も勝手に目から入ってくるわけです。
意識してるわけでもないですが、チラチラっとみておけば、あとで他のニュースと繋がり、投資のヒントになるときがあります。

基本的にはウソは書いていない
そして、非常に胡散臭い金融機関のレポートではありますがウソは書いてありません。
金融のプロが顧客に対して発行するものです。ウソを書けば、のちのち大問題になりますので、そこは非常に慎重です。
(もちろん、営業資料ですので、「〜で値上がりが期待できます」などの相場が上昇するよ!と匂わせる表現はありますが・・・無視しときましょう)
金融機関のレポートはそのときに市場でおきていることを投資の基本理論や、過去の事例をグラフなどを使いわかりやすく解説してあることも多く、読んでいくと、頭が投資脳に徐々に変化してきます。
そして、読み慣れるといかに金融の予測があてにならないかわかってきます。
レポートってすごく信憑性があるように作成されているのですが、未来はやっぱりわからないようです(わかればリーマンショックなんておきてないしね)

金融機関のレポートは営業資料だと思って読むこと!
以上、金融機関のレポートは役に立ちます。
しかし、読む際に必ず注意してほしいことがあります。
それは、さきほどから口を酸っぱくして言ってること、金融機関のレポートは営業資料だと思って読んで欲しいということです。
そして、単なる1つの意見だと思って、サラサラ〜と流し読みしてください。

金融機関のレポートはここで手に入れろ(SBI証券)
次は、金融機関のレポートの取得方法を紹介します。
SBI証券ユーザーであれば、各証券会社や資産運用会社のレポートがまとめてみれるページがあります(おそらく楽天証券・マネックス証券も同じようなページがあると思います)。
①SBI証券のトップページから、②投信、③マーケットレポートで複数のレポートがあるページに辿り着けます。


営業用資料を読む感じでバーーーーと流し読みしてください。タイトルだけでもいいです。
これを続けると、いつか役に立つことあると思います。オススメです。
↓こんなところからも情報を収集しています。
ミスターマーケットのノイズでした。
どうも、日米株投資家のミスターマーケットです。
投資をやってると、ほかの投資家さんがどこから情報を取得しているのか、気になりませんか?
そこで、今回は私ミスターマーケットの情報源の1つを紹介してみます。
ちなみに、それは証券会社や資産運用会社のレポートです。