
増配って嬉しいけど、実際に効果はあるのか?
どうも、ミスターマーケットです。
実は以前から増配の効果を調べてみたいと思っていました。
だけど、いちいち計算して求めるのも大変。とはいえ、うまく処理する方法がなかなか思いつかない・・・。。。
ってことで、しばらく頭の隅っこに課題として置いておいたのですが、週末に思いついたのでやってみました。

まずは、僕の2017年配当がどのように変化したか
下のようなグラフを作ってみました。2018年の受取配当金額が大きいものから並んでいます。

青色が2017年の受取配当金額です。そして、薄緑が増配効果で増えた金額、濃緑は追加投資効果で増えた金額、黄色が減配効果で減った金額、オレンジ色が売却効果で減った金額です。赤線が2018年に受け取った配当金額になります。
僕の2017年の受取配当金がどのように変化して2018年の受取配当金になったかわかるかと思います。
それでは僕が思ったことをグラフに記載してみます。


グラフを見る限り自動的に配当がどんどん増えていく・・・ってわけにはいかないですね ( ・᷄ὢ・᷅ )
変化だけに焦点を当ててみます
つぎは変化に焦点を当ててみます。変化の大きい銘柄から並べてました。

さきほどのグラフから2017年と2018の配当金額を除いています。赤線は配当金額の変化金額です。
大きく増加した銘柄、大きく減少した銘柄のどちらも投資効果や売却効果があったものです。

全体的にみると・・・おや?
すこし全体を俯瞰してみてみましょう。

どう思いました?
僕はおやっと感じましたよ。ちょっと増配の効果が確認できる気がします。
先ほどと同じように思ったことをグラフに記載してみます。

このグラフでも受取配当金額の増加は売買によるものが多いのですが、増配要因で増加した配当金額も捨てたもんじゃない印象があります。
受取配当金増加のおよそ1/3が増配効果によるものというのがわかります。
売買は、新規資金以外にも、売却資金を元にしたものもあり、個別株でみると目立ちはしますけど、全体で考えると差し引きで印象よりも小さい金額でした。
対して、増配は基本的には一方通行で増えるものですから、印象よりも大きな効果がありました。
(ちなみに、減配も税負担が増えたものですから銘柄に起因するものではないです)
さらに、配当は減ることが少なく、増加傾向にあるものですので、今後も自然と増えることを期待しても良いとも思います。
投資するためにいろいろと節約などしてる僕からすると、なにをしなくても毎年1万1万と貰えるお金が増えると考えたら嬉しいですね。

ミスターマーケットのノイズでした。