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バンガード・米国通信サービス・セクターETF(VOX)とは?
バンガード・米国通信サービス・セクターETF(VOX)は、米国株のコミュニケーションサービスセクター株式を集めたETFです。
MSCI USインベスタブル・マーケット・電気通信サービス25/50インデックス指数に連動します。
従来のVOXはベライゾンやAT&Tなど通信会社を主とする電気通信サービスセクターETFでしたが、2018年にGICS業種分類変更で大きく変更になりました。
電気通信サービスセクターからコミュニケーションサービスセクターに変更するに伴い、情報技術セクターからグーグルやフェイスブック、一般消費財サービスからディズニーやネットフリックスが移行されましたからです。
- 配当スケジュールは四半期毎
- 分配月は3月、6月、9月、12月
- 経費率は0.10%となっています。
参考リンク→バンガード・米国通信サービス・セクターETF(VOX)
バンガード・米国通信サービス・セクターETF(VOX)の構成銘柄
まず、VOXの上位構成銘柄をみてみます。企業別構成比率TOP30です。
VYMは109銘柄程度で構成されますが、上位30銘柄で全体の80%超を占めます。内需系の企業がけっこうあります。
トップのGoogle(の持株会社であるAlphabet GOOG+GOOGL)は23%超の比率を持ちます。
バンガード・米国通信サービス・セクターETF(VOX)のセクター産業別比率
セクターの中身をみてみます。
インターネットメディアサービスがTOPの41%。続いて、元々の電気通信サービスが15.7%になります。
バンガード・米国通信サービス・セクターETF(VOX)構成銘柄の配当利回り
続いて、構成銘柄の配当利回りです。
元々のVWOは高配当株のベライゾンやAT&Tなど通信銘柄のETFでしたので、分配金は比較的大きかったのですが、分類変更で半分程度(1%ちょっと)になってしまいました。
バンガード・米国通信サービス・セクターETF(VOX)構成銘柄の増配年数と増配率
連続増配年数と、
過去3年間の増配率です。
彼らはマネーを生みながらも今のままでは新興勢力に食われていく存在です・・・なんか儚いですね。
バンガード・米国通信サービス・セクターETF(VOX)構成銘柄のPER(割安)
最後に、PERをみます。
先ほどの増配株のほとんどが低PER株です。未来に不透明があるため割安に評価されています。
ミスターマーケットのノイズでした。