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SBI証券の貸株サービス(日本株)ってどんなサービス?
SBI証券の貸株サービス(日本株)は投資家が保有株式をSBI証券に貸し出すことで、SBI証券から貸株金利を受け取ることができるサービスです。
SBI証券はその貸株をさらに貸株市場に提供します(貸株サービスのイメージ図参考)。
SBI証券の貸株サービス(日本株)のメリットとデメリット
メリット
SBI証券の貸株サービス(日本株)のメリットは貸株金利が受け取れることです。
株式の利益は売買利益と配当利益の2つだけですが、貸株サービスを利用することで貸株金利も受け取れるようになります!
デメリット
SBI証券の貸株サービス(日本株)のデメリットは信用リスク(SBI証券や貸出先の倒産リスク)です。
米国貸株サービスは投資家はSBI証券に株式を無担保で貸借する契約になるため、SBI証券が倒産した場合などの信用リスクを負うことになります。また、投資者保護基金の対象ともならないことも気をつけたいです。
さらに、日本株の貸株サービスでは貸株からの配当金を「配当金相当額」として受け取ることになります。一方で米国貸株サービスでは原則「配当金」として受け取れることができるため、両サービスの利用者は異なることを留意しておきましょう。
また。株主優待は優待権利自動取得サービスの優待権利自動取得を「する」に設定すれば、自動的に受取りが可能になります。
*但し、優待権利に付随条件がある場合などには優待権利自動取得サービスが上手く機能しないために自分で貸出のONOFFを設定しなればいけませんので注意しましょう。
ミスターマーケットは今までいくら儲けた??気になる貸株金利は…?
では、実際に気になる貸出金利をみてみます。
まずは、ミスターマーケットの実例でみてみましょう(2019/3/15)。
どん。全て0.1%です。
日本株の貸株サービスの最低金利は0.1%のため、全てが最低金利となりました。
では、ミスターマーケットはいくら儲けたのでしょうか?
(↑気になるでしょ?)
それでは、みてみましょう。
SBI貸株サービスの金利の状況
サービス全体としての最低金利である貸株金利0.1%の銘柄は全体の80%を占めます。
とはいえ、株式100万円を貸し出せば年間1000円貰える計算になります。地味に嬉しい金額だと思います。
貸株金利が高い銘柄は新興株に多い?
少し見ずらいですが、一覧を金利の高い順にしてみました↓
逆に長期投資銘柄では貸株金利を狙うのは難しそうです。よく考えれば、貸出する人が多そうですので、当たり前といえば当たり前です。
SBI証券の貸株サービス(日本株)のまとめ
SBI証券の貸株サービスは、ミスターマーケットからみると、なかなか良いサービスです。
配当金や株主優待の関係で権利月に貸株設定を変更する手間はありますが、月500円程度の収益が入るのは嬉しいです。
もちろん、貸株にはSBI証券や貸出先の信用リスクがあるため、簡単にはオススメすることはできませんが、少しミスターマーケットの経験を確認していただいて検討していただければ幸いと思います。
ミスターマーケットのノイズでした。