【競争戦略論・ポータ賞】素晴らしい会社を探すならこのサイトがオススメ!

ミスターマーケット

どうも、日米株投資家のミスターマーケットです。

 

今回はミスターマーケットが素晴らしい企業を探すのに参考にしているサイトを紹介しようと思います。

 

 

素晴らしい会社は「ポータ賞」にある

 

ミスターマーケットが素晴らしい会社を探すために参考にしているのは「ポータ賞のサイト」です。

 

ポータ賞サイト

 

ポーター賞は独自性の経営戦略を行うことで業界において高い収益性を達成・維持している企業を表彰するために創設された賞です。

 

 

例えば、ミスターマーケットのポートフォリオ上位の「マニー」はこのサイトでポーター賞受賞を知り、投資した企業です。

 

ほかにも現在保有している会社では「キヤノン」「セブンイレブン」などが、過去に保有していた会社では「テルモ」や「スタートトゥデイ(ゾゾタウン)」が受賞企業です。

 

 

賞の名前の由来となったマイケル・ポータとは?

 

賞の名前の由来となった、マイケルポータは経営学のなか、特に「ポジショニング派」の重鎮です。

 

ポジショニング派の経営戦略とはいかに「儲けられる市場」を選んで、かつ競合に対して「儲かる位置取り」をするかにあります。極端に表せば、「儲けられる市場」と「儲かる位置取り」がなければどんなに努力しようがムダという考え方です。

 

マイケルポーターは「儲けられる市場か」をファイブフォース分析で、「儲かる位置取り」を戦略3類型で示しました。

 

 

ファイブフォース分析

 

ファイブフォース分析では、業界の収益性を「供給者」「買い手」「競合相手」「代替品」「新規参入者」の5つの視点で分析しました。

ミスターマーケット
簡単に言えば、「供給者」「買い手」「競合相手」「代替品」「新規参入者」の5つの相手が弱ければ弱いほど、業界の利益は大きい、つまり儲けられる市場ということになります。

 

 

戦略3類型

 

戦略3類型では小さい市場では自社が有利な市場の一部(ニッチ)のみで戦う「ニッチ戦略」、大きな市場では競合よりコストが抑え、圧倒的な安売りや販売チャネルや供給チャネルを囲い込む「コストリーダーシップ戦略」と顧客に対して高品質・高価格など付加価値の高さで戦う「差別化戦略」を表しました。

 

 

 

ミスターマーケット
ポーターは大きな市場を捨ててニッチ戦略でいくか、大きな市場のなかでもコストリーダとなるか、それとも付加価値で戦うかをポジショニングの決定を促しましたんですね。

 

 

ポータ賞サイトの魅力的なところ

 

ポータ賞サイトの魅力的なところは「この企業が優秀です!」と表彰されているだけでなく、その理由が詳細に説明されているところです。

 

企業を「ユニークな価値提供」「独自のバリューチェーン」「活動間のフィット」「戦略を可能にしたイノベーション」「戦略の一貫性」「トレードオフ」「収益性」「活動システムマップ」など様々な視点から分析しています。

 

下↓はマニーの活動システムマップです。

活動が有機的に結びついていることがわかりむっちゃ面白い!

 

サイトに載っているのは日本企業だけですが、「企業の強さはどこから生まれるのか」「強い企業とはどのような企業なのか」「特異な企業はすぐには真似できないこと」など米国株の個別株投資にも参考にできると思います。

 

ミスターマーケット
さまざまな業界、さまざまなタイプの企業が選ばれているため、きっとあなたと相性バッチリなお気にいりの企業がみつかると思いますよ!

 

GWにお時間が余ったなら是非にでも暇つぶしに活用ください。

 

ミスターマーケットのノイズでした。

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どうも!ミスターマーケットです。 Mr.マーケットは30代半ばの普通の会社員です。20歳から株式投資をはじめ、現在は日本株と米国株で配当を中心に長期投資を行なっています。よろしくお願いします。