富は独占され、株主へ流れていく
ある日、日経を読んでると、ハイテク業界に利益が集中しており、社会に歪みが生じていると記事が載っていた。
デジタルテクノロジーの発展が起こす新たな問題に対して、技術を担う側にも負担を求める動きがあるという。
例えば、米サンフランシスコ市はウーバーなどライドシェアの運賃に3.25%の税を課すことを決定した。それは、ライドシェア車両の8割以上が市外からの流入であり、渋滞や環境問題を起こしているとの理由からだ。
そして、デジタルテクノロジーの富の大部分が株主へ移っているというものだった。デジタルテクノロジーは従来の産業のように多額の人件費や設備投資が必要がなく自然とは社会全体を潤さないのだという。
「富の独占がはじまっている」と警告していた。
僕たちがとるべき行動は?
もし、企業が稼いだお金の多くが株主へ移っているなら僕たちはどうすればいいのだろう。
答えは1つ。
株主になればいいのだ。
けっして、「ボッタクしやがってけしからん!」と怒ることでも、「社会の歪みを是正せよ」と政府に増税を促すことでもない。
株主を妬(ねた)んでも、世の中を嘆いても、僕たちのサイフに一銭もお金は入ってこない。
そんなことをしてる暇があるなら、一刻も早く株主になるべきなのだ。
富が株主に流れているなら、株主になるべきなのだ。
資本主義の最も素晴らしいところは誰でも株主になれること
資本主義では誰もが株主になれる。
特にネット証券なら、誰に会うこともなく、口座開設できるし、対面では恥ずかしい少額でも、バカにされることなく簡単に株を取引できる。
もう10年以上前の話だけど、僕は20歳になってすぐにネット証券に口座開設を申し込んだ。
今はもっと簡単にできるだろう。手数料もずいぶんと割安になっている。
僕が思うに、資本主義の最も素晴らしいことの1つは誰でも株主になれることだ。
資本主義のメリットを享受するなら株主になるべきだ。
僕はアップルの株主
ちなみに、僕はあの記事を読んだ時、すでにアップル(AAPL)の株主だった。
だから、読んで思ったことは、
である。
株主を妬んだり、世の中を嘆くより、早く株主になって素晴らしい気分を味わうほうがオススメだ。
早く株主になろう!
ミスターマーケットのノイズでした。
どうも、日米株投資家のミスターマーケットです。
デジタルテクノロジー社会では富が独占され、株主に流れているとの新聞記事があった。
そんな世界が本当なら僕たちは一体何をしなければいけないのだろうか。
今回は僕が大切な人に伝えたいこと。