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配当の力で心を落ち着かせる
株式市場が少し荒れています。
市場が高値を少しずつ更新するなかで高処恐怖症を感じやすい、そんなところに、さらに政治リスクが認識されて市場が調整している、そんな感じでしょうか。
僕は荒れている時にこそ、市場の動き(ミスターマーケット)に心を奪われるのではなく、冷静になって市場の動きを利用できたらと思います。
とはいえ、言葉ではさらっと言えても、実際は難しいものです。

そんな時に確認したい配当込みの損益推移グラフ
そんな時に確認したいので、配当込みの損益推移グラフです。
今回の例にする企業は下↓の米マクドナルド(MCD)。

青色が配当受取累計、水色が実現損益、黄色が評価損益、赤色が最終損益となっています。
黄色の評価損益は上下の動きありますが、青の配当は時間とともに確実に増加してくれていることがわかります。配当が時間とともに最終損益を確実に押し上げています。

評価損益だけの推移グラフは‥?
配当がなかった場合はどうなるか確認してみましょう。下↓は含み損益だけの推移グラフです。

まぁ、最終的に上昇しているため、綺麗なグラフですね(苦笑)。
ですが、2015年以降を隠してみてみると…、ずっと横ばいに感じるはずです。

配当だけの推移グラフは‥?
次は配当に焦点を当てて、配当だけの推移グラフです。累積となっています。

なんと綺麗な右肩あがりでしょうか…。
累積ですので、当たり前ですが、本当に魅力的です。配当の力を感じることができるグラフです♩
ちなみに、配当金の推移をみても・・・

連続増配によって右肩上がりのグラフになっています。

ちなみに、証券会社が提供している情報は…
ちなみに、証券会社が提供している情報は下↓です。

このチャートグラフだけをみていたら、「あっ、ピークかもしれない、売ろう!」となってしまうかもしれません。

配当に注目するために
ですので、市場が荒れているときこそ、株価よりも配当に注目して狼狽売りをしないようにしたいものです。
そのために僕は日頃から配当の集計をしています。
うまく気持ちをコントロールしてやり過ごしましょう。
ミスターマーケットのノイズでした。
どうも、日米株投資家のミスターマーケットです。