ぶっちゃけ‥リスク許容度は含み益?
リスク許容度。
これは個人投資家が投資をやり続けるうえで、どれほどの暴落に耐えられるかということ。
資本主義は、昨日より今日、今日より明日がより豊かになるようにできている。
おかげで僕たちが投資している株式市場も長期でみれば基本的には右肩上がりだ。
しかし、右肩上がりが故に、「極限にまでリスクを増やしたほうがいいよね」と周期的に過剰に期待が膨らみ、実態以上に経済や市場が加熱する。
人間は学ばない動物だ・もちろん僕も。
そして、次に来るのは、その反動であり、相場が大きく下落することがある。その例がバブルの崩壊やリーマンショックなどだ。
しかし、そんな危機の時も、リスク許容度に合った投資をしていれば慌てて狼狽売りをすることもない。寝れない夜を過ごすこともない。
リスク許容度は個人投資家にとって投資を長く続けるために必ず抑えておきたい概念だ。
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一般的にはリスク許容度は
- 年齢
- 年収
- 家族構成
- 金融資産
- 性格
の要素からなると説明される。当ブログでもリスク許容度の要素として紹介してある。間違ってはいないだろう。
含み益があれば暴落にも耐えれる
ただ、ぶっちゃけ、投資をしていると、そんな難しいことを考えなくてもいいのではと思う。
例え、過度なリスクをとっていても、ぶ厚い含み益さえあれば、狼狽売りなんて行動に走らないだろうと思うからだ。
そう、全ては含み益なのだ。
投資経験も意味がない。全ては含み益。
ミスターマーケットの自己紹介の1つに、投資歴:日本株・米国株10年超というものがある。
ブログが僕の経験を主なコンテンツしていることからだ。
ただ、投資において投資歴や投資経験なんて関係ない。
長いから投資がうまいとかいうことはなくて、まして、偉いということなど全くない。
投資をはじめて間もない方からみると、相場の動きに動揺しないで冷静にいれるのは、例えばリーマンショックのときも投資をしていた、経験値があるからだと思うかもしれない。
「実際にリーマンショックを体験したことがないので‥不安です」という声も聞いたことがある。
しかし、投資歴がどれほどあっても、それは一緒で、僕も不安である。
ただ、ミスターマーケットが自分自身が有利だと思うのは、いまは非常に厚い含み益があることだ。
リーマンショック級の相場急落が起きても、今の含み益がマイナスになることはないのではないか。そう思ってる。
危機から僕を守ってくれるのは投資歴ではなく、含み益なのだ。
含み益を手に入れる方法
では、どうやったら含み益を手にいれることができるだろうか。
僕には、愚直に素晴らしい企業に投資し続け、避けることができる失敗(損)に近づかないこと、としかアドバイスできない。
そして、大切なのは安易な利益確定は慎重に行うべきということ。素晴らしい企業に投資したなら、少し割高になったからといって売らなくてもいい。
なぜなら、素晴らしい企業であるなら、もっともっと成長していくことが期待できるからだ。そして、成長がとまったと判断すれば配当で株主に報いてくれるはずである。
それでも、利益確定をしたいなら一部だけ確定しても良いだろう。
ちなみに、きっちり投資の記録して投資で得た利益をわかるようにしておけば利益を確定しても問題はない。
もちろん、含み益を目的化するは邪道なことである。
ただ、含み益って心の安寧に役に立つよってことを覚えておいて欲しい。
どんな相場の危機がきても、結局のところ、過去に投資していてプラスであれば屁のカッパである。
さぁ、含み益を蓄えよう。相場の嵐がくるまえに。
ミスターマーケットのノイズでした。
いつもありがとうございます。
日米株投資家のミスターマーケットです。
今回はちょっとぶっちゃけた話をしてみたい。
もしかして誤解を招くかもしれないが、実際に僕が思うことだ。
それは「リスク許容度って含み益次第じゃないのか?」ってこと。