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ミスターマーケットの投資法を一言で表すと…
ミスターマーケットの投資法を一言で表すと「素晴らしい企業を長期間保有し、企業の成長や稼いだ利益を貰うこと」です。
コカコーラやP&G、ジョンソンアンドジョンソンなど優良株へ投資し長期で保有することが僕の基本投資法なのです。
そして、それは成長株での投資でも当てはまります。
投資法を成長株にあてはめると‥
「素晴らしい企業を長期間保有し、企業の成長や稼いだ利益を貰うこと」を成長株投資へもあてはめる。
つまり、下↓の2つのことを成長株投資にもあてはめるということになります。
- 素晴らしい企業に投資する
- 長期保有をする
ですので、どうすれば成長株に対してこの2つをあてはめることができるかを考えてみます。
素晴らしい企業に投資する
成長力がある素晴らしい企業に投資するためには以下の3つの方法をとります。。
- 数打ちゃあたるの精神
- PERは気にしない
- 収益があがりはじめた企業
それぞれ説明します。
数打ちゃあたるの精神
成長株は成熟株よりも判断が難しいと思っています。
なぜなら、成長株の評価の大半は変化がある未来にあるものだからです。
今後も順調に成長できるのか、市場は拡大するのか、新たな競争相手や技術が出現しないか、社会的に許されるか、など正直わからないものも多いと思います。
PERは気にしない
そして、PERは気にしないことにします。
成長株の評価は未来なわけですから、今や過去の収益との比較しても意味がないわけです。
特に利益は成長期で投資を絶えず行わなければいけない企業にとっては低くでるものです。
収益があがりはじめた企業
ただ、闇雲に投資していいわけがありません。
ですので、売上や営業キャッシュフロー、フリーキャッシュフローが拡大している企業を狙おうと思います。
ミスターマーケットの過去をみると業績がしっかりしている企業を長期保有することは得意です。
企業を株価以外で判断することができるのです。
たとえ、株価が低迷しようが、悪いニュースがでようが、業績が拡大や安定していれば、または、ビジネスモデルが大丈夫ならいつかは報われるだろうと保有できるのです。
長期保有する
次に成長力がある素晴らしい企業を長期保有するためには以下の2つが有効です。。
- 小さい単位で投資をする
- 売買単位は2以上で投資する
小さい単位で投資する
数打ちゃあたるの精神で投資するわけですから、ダメな企業に当たる場合も多いと思います。
ですので、小さい単位で投資しようと思います。できたら手数料負けしない最低限の投資からはじめようと思います。
成長株ですので、当たれば大きく株価もあがります。大きな金額で一か八かを当てる必要はないと考えて、小さい単位で投資します。
売買単位は2以上で投資する
そして、出口戦略として、2倍になったら半分売却してしまうことを選択肢として採用できるようにしておきます。
つまり、投資の段階から売れる体制をとっておくのです。
2倍になったら半分売却して、投資元本を回収してしまうのです。残り半分は永久に持ち続けます(つもり)。
その企業の未来に自信があるなら全株保有し続けることがいいのでしょう。
ただ新しい変化をビジネスチャンスにした企業は、次の新しい変化に弱いかもしれません。未来はわかりません。
ですの半分売って、残りは永久保有できる体制を最初につくってしまうわけです。
逆に永久保有できる体制をつくっておくことが、ずっと保有して旨味をいただくことになると考えています。
実はミスターマーケットの過去は成長株が得意
ミスターマーケトは【自己評価】僕の米国株はガチガチのディフェンスシブ株たちにある通り、昔と変わらない生活に根ざした企業が大好きです。
そして、読者のかたにはミスターマーケットは配当株を握りしめる保守的な投資家と思ってらっしゃるかたもいるでしょう。
で、す、が、過去の投資歴をみると、成長株、得意だったりします。
例えば下↓の3つは当たった株になります。どれも小さい(小さかった)企業です。
2009年に投資したシスメックスは10倍以上に!
2012年に投資したブロンコビリーは7倍以上に!
2012年に投資したマニーは4倍以上になっています!
最後に
今回はあまり意識をしたことがなかった成長株への投資法について自分の基本の投資法や経験からまとめてみました。
成長株の投資法をまとめたのは初めてですので、まだ確立していませんが、とりあえず試行錯誤してみます。
ちなみに、今までのようなディフェンシブ株への投資はやめたわけではありません。完全に否定します。
ディフェンシブ株の安定性や配当があるから成長株へも投資できるのです。
つまり、金のなる木が安定して富を実らせてくれるからこそ、スター企業へ資金を振り分けることができるのです。
ミスターマーケットのノイズでした。
どうも、日米株投資家のミスターマーケットです。
今回はミスターマーケットが成長株戦略を考えます。