株価は上昇も・下落も・横ばいもある。

 

どうも、ミスターマーケット(@mrmarket_japan)です。

 

今回は2017年の上げ相場からまだまだ抜けることができない自分の脳みそに「そもそも株ってそんなに上昇していくものなのか?」と冷水をかける記事です。

 

一緒に冷水を浴びてキリっとしたい方向けに記事化しました。

 

まずNYダウ指数を確認してみよう

 

まず冷水をあびる準備としてNYダウを確認してみましょう。

 

下↓はNYダウ30種の直近5年チャート図です。

 

このチャート図をみなさんはどう感じますか?

 

一見、右肩あがりの綺麗なチャートに見えます。

 

しかし、見方によって違う側面が見えてきます。

 

 

リーマンショック後も順調に上昇し続けたわけではない

 

もう一度、さきほどのチャート図に戻り、真ん中あたりを良くみてみると、横ばいが続いているように見えませんか?

 

(みえるよね?)

 

見えない!という人のために、わかりやすいようにチャート図に少し加筆してみたいと思います。

 

チャート図の中央部分、かなりの期間が横ばいが続いているように見えたでしょ?

 

(みえるよね?みえるよね?)

 

今回、注目してほしいのがこの2014年後半から2016年後半まで700日も株価が横ばいだったことです。

 

ほんの1年半前まで株価は2年間・700日もの間、横ばいだったのです。

 

そんな長い横ばいだったのに、私たちはたった1年間・2017年の上げ相場にいるだけで株価は上昇し続けるものだって思い込んでしまう‥‥面白いものです。

 

株価は上昇することも、下落することも、横ばいになることもあるのです。これが普通です。

 

きっと2017年のような上げ一辺倒な相場が逆に珍しいのだと思います。

 

上げ相場マインドから意識してそろそろ抜けてゆっくり身構えるときかもしれません。

 

 

株価の上昇の大部分がバリエーションの変化?

 

先日、ブルームバーグをチェックしていると記事に面白いグラフ↓が載っていました。

 

このグラフは株式のリターンの大半がバリュエーション(水色)の変化によって生じたことを表しています。

 

つまり、企業の成長や利益以上に株価が上げすぎたのです。それが戻ることは自然なことで、FRBの金融政策もそれを期待しているように思います。

 

ちなみに、現在米国株式のバリュエーションは非常に高いとこにあります(下記参照)。

もし、株価の変動ではなく、企業の成長によってバリュエーションが過去の水準に落ち着く場合はかなりの時間がかかりそうです。

 

ちなみに、ミスターマーケットの感覚でいうと、株価は長い横ばいが続いたあとに、急に上げはじめるというイメージがあります。

 

そして、それを待つのが長期投資家の腕の見せ所です。自分が信じた株を大切に抱えながらゆっくり待つとしましょう。

 

(ちなみに、株価は横ばいでも僕たちには配当があることも忘れないでくださいね)

 

ミスターマーケットの本日のノイズでした。

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どうも!ミスターマーケットです。 Mr.マーケットは30代半ばの普通の会社員です。20歳から株式投資をはじめ、現在は日本株と米国株で配当を中心に長期投資を行なっています。よろしくお願いします。