友人全員が橋から飛び降りたら‥

こんにちは。

ミスターマーケットです。

SBI証券のバロンズの拾い読みに面白い表現がありました。

『友人全員が橋から飛び降りたら、自分もそうするかと聞かれた経験を、われわれのほとんどは持っているだろう。先週の株式市場では、投資家がそのような行動を実際に行ったように見えた』

 

私は10年ほどしか投資経験がないですが大きな暴落は何回かありました。特にリーマンショック、東日本大震災の2回の暴落の記憶はまだあります。

リーマンショックのときは資産が半分以下になり、含み損も100万を超えた記憶があります。しかし、かなり冷静で、逆に、購入に走った記憶はあります。一方で仕事中にラジオから流れる米国保険会社の大手の資金繰緊迫のニュースを聞きながら、資本主義が終わってしまうかもしれないという心配をした記憶があります。その当時は資産を失うより職を失うよりほうが大きい問題でした。

東日本大震災のときも株式市場は大幅値下げで、為替は円高に振れました。しかし、この時も冷静に買いで立ち向かった記憶があります。ニュース付き自販機に日経平均が大暴落というニュースを流れたのを見ながら、いま株式を売る行為は日本に希望がないっと思っていることの表れなんじゃないか希望はある、購入すべきだと思った記憶があります。

今思えば、冷静だったのはリーマンショックのときはまだ若く給料に比べ投資資金が小さく、人生に与える影響が限られていたためだと思います。また、東日本大震災は深刻とはいえ、災害のため企業には直接影響がなく、一過性の変動だと思ったこと(災害が発生し国の通貨が高騰するなんて‥あきらかに矛盾してます)とそして小さな愛国心からなにくそっと立ち向かえたのでしょう。

今、リーマンショック級の暴落が発生したら冷静でいる自信はありません。投資資金は年収を大きく超えていますし、挽回する時間も少なくなっています。世界各国の財政政策の余地も、金融政策の余地も限られています。

友人全員が橋から飛び降りても、飛び降りなくてもいいように少しずつ対策のとる必要がある。そう思わせた表現でした。

本日のミスターマーケットのノイズでした。

今後ともよろしくお願いします。

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どうも!ミスターマーケットです。 Mr.マーケットは30代半ばの普通の会社員です。20歳から株式投資をはじめ、現在は日本株と米国株で配当を中心に長期投資を行なっています。よろしくお願いします。