
精神論・根性論とは?
そもそも、精神論・根性論とはなんでしょう?
Wikiでは、
「苦労に挫折せず、さらなる向上を目指した結果、今までできなかったことが可能になる。そして、そのような利益を得るためには、努力するしかない。努力を続けるために必要なのは根性であり、何事にもめげない精神力こそが必ず人を成功へと導く」という思考法である。wiki
とあり、成功するためには精神力が大切という考え方です。
いわゆるスパ根ですね。

精神論・根性論なんて大っ嫌い

僕は精神論・根性論が嫌いです。
なぜなら、人を大切にしていないから。
無謀なことを根性で乗り越えろというのは論外ですが、最高の結果がたせる方法、例えば仕事法や練習法など、も自分を超えることを強要されるのは嫌です。
そんな方法があったとしても、やれなきゃ意味がないし、そして、やれたとしても、カラダや精神を破壊してしまったら意味がないからです。
もちろん、自分自身にプレッシャーを与えるほうが素晴らしい結果を生むこともあるでしょう。
しかし、1つ間違えると「炎天下で水を飲まずに練習を続けたほうが…」的な苦痛を我慢すれば成功につながるといった人間性を無視した考えにつながる可能性が高いです。
自主的に設定するならまだしも、人には強要したくも、されたくも、ありません。
僕は人(自分)を大切にしたい。

どうやったらできるか?
正直、ミスターマーケットは自分に甘いです。
自分にできることをする、自分にできるようにする。そんな人生です。
これ、青春漫画だったら「いつも妥協してきた」中途半端な人間のように扱われるのかもしれません。
だけど、しょうがない。これが僕です。
僕はけっこう人生を楽しんでると思っていますし、これで満足しています。
もちろん、他人にも甘いですよ。
妥協して、葛藤して、それでも前に進んでいる人、僕は人間らしくて好きです。

長期投資は自分にやさしくが秘訣
この「自分に甘いスタイル」は投資にも当てはまっています。
自分ができる投資を、どうやったら続けることができるか、そんなことばかり考えています。
僕が配当を重視するのも、長期で投資するためのモチベーションの1つ。こうやって、投資を継続できるようにしているのです。
長期投資は長いです。3年とか、5年とか、そんなスパンじゃない。10年、20年、30年です。
そんな長いスパン、自分を追い込む投資をするのはつらすぎます。自分に甘い僕がすれば、すぐに挫折するでしょう。
投資は自分に甘いほうがいい。特に、長期投資はご自愛が大切です。
そんな甘くていいのだろうかとも思うかもしれませんが、心配しないでください。
いつか来ます。気合いで乗り越えなきゃいけない市場が壊れるような大暴落が。

ミスターマーケットのノイズでした。
今回は、僕の投資における精神論・感情論についての考えをまとめます。