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保有株の株価が高くなることを喜ぼう
僕は保有株が高くなるとすごく気分が良くなります。
ただ単に(含み)利益を獲得した嬉しさなのか、自分の「ヨミ」が当たった嬉しさなのかはわかりませんが、気分が良くなります。
一方、保有株が高くなることを喜ばない人もいます。
株価が高値になることで、株式を安く仕込むことができなくなるとの理由からです。
さらに、その利益はしょせん「含み」益にすぎず、大した価値がないものとの考えもあります。
確かに、老後のために株式投資をしているなら、資金が必要になるのは老後のときです。
今の株高にはメリットがなく、安く購入できなくなるというデメリットがあるというのは理解できます。
また、利益は実現してこそ価値のあることも同意できます。
ですが、ミスターマーケットは次の3つの理由から保有株の株高を素直に喜んで欲しいと思います。
- 株価が高くなることは自分が正しかったということ
- 株価が高くなることでより長い投資が可能になる
- 株価が高くなることで新しいチャンスが生まれる
株価が高くなることは自分が正しかったということ
まず最初の株高を喜んで欲しい理由は自分が正しかった証明になるからです。
誰でも投資をするときには投資対象や投資のタイミングに迷いや不安があったと思います。
例え、機械的に厳格なルールを用いて投資を行っていたとしも、このルールどおりに投資をしていて良いものかと考えるものです。
株価が高くなることで、その迷いや不安を乗り越えて決断した購入が正しかったことが証明されます。
消費も我慢してますし、その我慢が報われたときです。
考え方によっては、株価が高くなるまで迷いや不安を乗り越えた決断が正しかったのかわかりません。
株価の低迷が続けば、どうしても撤退に追い込まれるときもあるでしょう。
老後になってはじめて株価が大急伸したとしても、それまで株式を持ち続けていられる人はいるのでしょうか。
株価が高くなることでより長い投資が可能になる
次に株高を喜んで欲しい理由はより長い投資が可能になるからです。
長期投資は「ほったらかし」や「バイアンドホールド」と言葉で聞くと簡単そうに思えますが、最もストレスがたまる投資手法の一つだと言っても間違いないありません。
ストレスが一定上溜まれば、どうしても保有株式を売却するしかなくなります。
せっかくの定めたルールや今までの努力が水の泡になっています。
その長期投資に伴うストレスを直接的に取り除くことができるのは株価が高くなることです。
株価が高いことで新しいチャンス
最後に株高を喜んで欲しい理由は新しいチャンスを得ることができるからです。
もし、説明もできないような株高になった場合は高くなった株式を売ってしまえばいいと思います。
いつしか株価は説明できるような水準に落ち着くはずです。
そして、株式を売却する方法としてミスターマーケットがオススメするのが投資金額を全て回収してしまう方法です。
はじめに投資した金額分だけを株式売却するのです。
株式として残ったものはコスト0ですからどれだけ乱高下しようが平常心を保てることでしょう。
保有株が低迷しているときは仕込めるチャンスだと喜ぶ
もし、保有株の株価が低迷しはじめたら、安い株価で仕込めるチャンスだと自分を奮い立たせ喜んでください。
こう考えることで少しは長期投資のストレスが緩和されると思います。
しかし、一転、株高になったら素直に株高を喜んで欲しいと思います。
長期投資では、ストレスで心が折れないようにマインドコントロールしていきましょう。
長期投資を始めたつもりなのに、数ヶ月や1年でやってることが変わってる‥なんてことがないように。
ミスターマーケットのノイズでした。