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カルビー(2229)とは?
カルビー(2229)は、国内スナック菓子の最大手企業です。
スナック菓子のスーパーブランド商品「かっぱえびせん」「ポテトチップス」「じゃがりこ」を保有し、国内シェアトップとなっています。
近年は朝食シリアルブランド「フルグラ」もヒットし、好業績の柱になりました。
カルビー(2229)からの株価推移
まずは、株価と保有株の推移です。以降のグラフは「投資ログ」で作成しています。
カルビーは2011年に上場。フルグラのヒットもあり、一気に株価上昇します。
カルビー(2229)からの配当金
次は今回の受取配当金です。
- 1株あたり配当金は48円
- 配当利回りはおよそ1.63%(株価4,410円・税引前)
です。ちなみにカルビーの配当は年1回、配当月は6月となっています。
過去に実際に受け取った配当金の推移です。
2014年が貸株の影響か、2つにわかれていますが、基本的には増配基調です。
ただし、2018年は前年と同じ配当金額となり連続増配とはなりませんでした。
米国株投資をしているミスマとしては、安定した現金収入が期待できるならもっと株主に資金を回してくれても….と思ってしまいますね。
カルビー(2229)の投資損益
配当・株価を確認しました、次は投資の実際をみていきます。
上のグラフが金額で、下のグラフが%(パーセント)、青色が配当受取累計、水色が実現損益、黄色が評価損益、赤色が最終損益となっています。
カルビーへの投資は株高のおかげですこぶる順調です。2013年株式分割時に株式を売却し、当初の投資資金を回収していますので、大きなショックがない限り保有し続ける予定です。
日本のコカコーラってなんだろうと考えていたところ、カルビーが上場したと聞いて、投資してみましたが、菓子業界のカルビーがここまで伸びるとは思いませんでした。まさにヒットでした。
カルビー(2229)をもう少し詳しくみていきましょう
最近のカルビーの株安の要因の1つが海外事業の低迷です。
もともと、国内企業であったカルビーですが、上場を機に海外にも事業を広げようとします。
重要な市場である北米事業は当初は順調に推移していたのですが、北米に新たな工場を立ち上げる際に失敗してしまいます。
主要な取引先であるコストコの米中西部とカナダの店舗から取引を打ち切られてしまい、その結果、北米事業は赤字に転落してしまったのです。
ただ、2019年3月期は回復しそうです。コストコとは専用商品の有機認証サヤエンドウを使った新商品を投入し取引を再開、また食品スーパーのクローガーや、ウォルマートへの営業も攻勢をかけています。
下のグラフは北米事業の資料ですが、ボロボロだった工場稼働率も底をうったようにも見えます。
ミスターマーケットのノイズでした。
参考リンク→「カルビー(HP)」
どうも、日米株投資家のミスターマーケットです。
今回は2011年から投資を始めた日本株カルビー(2229)への投資、その実際をまとめてみます。