ども
ミスターマーケットです。
先日PG損益推移グラフを記事に載せました!しかし、そのとき作成したグラフはドル建のものだけだったことに、本日気づきました。
ここ最近外国為替の動きが注目されるなかでドル円相場が損益の推移にどのように影響するかを確認したく、本日は、円建の損益推移グラフを作成してみました!
これが円建のPG損益推移グラフだ!
まずは前回紹介したドル建の損益推移グラフです。
そして、下↓が円建損益推移グラフです
比べてみてください。どうですか?
(まずは、2009年からでも3年間もずっと損益が▲100,000円程度をウロウロしているなんて、全くダメダメな投資ですね笑)
Mr.マーケットは円建損益推移グラフとドル建損益推移グラフを比べてみると印象が全く違うなっという感想を持ちました!
ドル建グラフは2010年ごろには損益0近辺に回復しています。一方で、円建グラフの場合は2013年まで損益がプラスになっていません!!
実際の投資においてこの「3年」の差は非常に非常に長い長い期間です。2つのグラフを比べると米国株において数年単位だとドル円市場の影響が非常に大きいものだとわかります。
次に、損益率推移も円建でみてみましょう!
まずは下↓先日紹介したドル建の損益率推移グラフになります。
ドル建グラフは投資金額の1.75倍になっています。
そして、円建の損益推移表です。
どん!
円建で損益推移を確認すると、データのある2009年から考えてると8年で1.5倍になっています。円建とドル建では傾向は似ているものの、1.75倍と1.50倍と実績も全く異なりますね。
また円建ですと、8年でたった1.5倍の運用成績かと落胆してしまいそうになりますが、複利で逆算すると年5%の運用成績ということになります。年5%ってその程度のものなんですね…。
そして、もう一つ、不都合なグラフを
下↓の二つ配当金推移グラフです。
上がドル建、下が円建になっています。
ドル建ての場合は配当にかかわる税金が1割から2割になったとき以外は順調に配当金が増加しています。一方、円建ての場合はドル円相場によって配当金の金額が毎期増減していることがわかります。
円建で計算することで本来は上下しないはずの配当金も上下するという真実がわかってしまったわけです。
長期的にはドル安は米国企業に追い風になるため、企業業績の拡大、配当の増配というカタチで平準されることは期待できると思います。しかし、短期的には運用成績が大きく目減りする可能性があるという点は覚悟しておいたほうが良さそうです。
配当金受取金額も変化させてしまう点を考えると米国株投資家にとっては株価よりも為替かもしれません。
ミスターマーケットの本日のノイズでした。
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