【2018年末調整攻略②】どうすれば還付金が増えるのか?

ミスターマーケット
無駄な税金は払いたくない!
今回は年末調整攻略②として、年末調整の仕組みと税金を減らす考え方を説明します。

 

 

年末調整はこうやって行われている

 

まずは前回の復習からいきましょう。

 

前回のポイントは以下の3点です。

  • 年末調整で還付されるのは「所得税」であること
  • 毎月の源泉所得税は仮の計算で行われている。
  • 年末調整は翌年の「住民税」にも影響する

つまり、年末調整をしっかりしましょうってことでした。

 

 

 

で、年末調整ってなに?

 

では、年末調整ってなんなのでしょうか?

 

年末調整とは「その年の年末である12月末に1年間の収入と経費を計算して「所得税」を算出し、「毎月の天引された仮の所得税」から「本来納めるべき所得税」の調整」をすることです。

 

ちょっと一気に難しくなりましたが、いまからどうやって年末調整が行われているか説明します。そうすることで年末調整の理解が深まると思います。

 

 

年末調整はこんな風に行われています。

 

国税庁の年末調整の資料から抜粋です。みなさんに見て欲しいのは赤枠内です。

 

①:まずは1年間(その年の1から12月)の給与と給与から天引された源泉所得税の集計をします。1年間の収入と、仮で払った所得税の合計を求めるわけです。

 

②:次に、給与の金額に応じて給与所得控除(給与を稼ぐために使った経費)が設定されていますので、まずは、その経費をマイナスします。

 

③:さらに、他の所得控除を計算します。考え方でいうと、生活をするための経費をマイナスするといった感じでしょうか。

 

④:①で求めた収入と、②③でも求めた経費で所得(利益)を計算して、税率をかけて、今年納めるべき所得税を算出します。

 

⑤:「①求めた仮で払った所得税の合計」と「④で求めた今年納めるべき所得税」を差し引くわけです。①>④であれば、還付金が戻ってくることになります。

 

 

どうすれば還付金が増えるのか?

 

では、どうすれば年末調整還付金が増えるのでしょうか?

 

その答えは、「所得を小さくすること」です。そして、「所得=収入ー経費」ですから、所得を小さくするためには収入を小さく経費を大きくするしかありません。

 

しかし、「収入」を小さくしてしまっては、還付金が増えても、収入総額が減ってしまいますので、嬉しくありません。

 

さらに、「収入」を直接操作することは一般の会社員には不可能です。

 

ですので、私たちができることは「経費」を大きくするしかありません

 

つまり、所得を小さくためにできることは上↑の①②③④⑤で「③の生活をするための経費」を最大化することだけです。

 

 

今回のまとめ

 

今回のまとめは「私たちにできることは③の生活をするための経費の最大化だけ」です!

 

やることわかれば、あとはやるだけ!次回は「③生活をするための経費」について迫ります!

 

ミスターマーケットのノイズでした。

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どうも!ミスターマーケットです。 Mr.マーケットは30代半ばの普通の会社員です。20歳から株式投資をはじめ、現在は日本株と米国株で配当を中心に長期投資を行なっています。よろしくお願いします。