どうも、ミスターマーケット(@mrmarket_japan)です。
今回は投資先のP&Gから配当金を受け取りましたので、紹介します。
配当金の推移
さっそく、配当金の推移から見ていきましょう。ドル建てと日本円建てです。
ドル建配当金推移
まずは、P&Gのドル建て配当金推移グラフです。
毎年、確実に配当金が増えていることがわかります。とはいえ、ここ3、4年の配当金の伸びは非常に小さいものがあります。株主に怒られないように連続増配記録を継続している感じです。
日本円建配当金推移
つぎは、P&Gの日本円建て配当金推移グラフです。
2009年ごろに比べて円安であるため、ドル建てでみた推移よりも配当金が増えているように感じます。もし、日本経済の衰退と同時に円貨の価値が減少し続ける場合は、たとえドル建て配当金が増えなくても円建てでは増加することになります。
一方的な円安が続くとは思いませんが、もし円の価値がどんどん小さくなったときを考えると、やはり日本株だけでなく、海外投資へも投資して、円安リスクに備えるべきかなと思いました。
損益推移表
配当の次は損益推移をみてみます。
ドル建損益額推移
ドル建て損益推移表です。
P&Gはミスターマーケットのポートフォリオのなかでも保有期間に比べて収益がでていない株式銘柄の1つです。それでも、長期間保有してきただけあって、配当の蓄積が収益を押し上げています。長期保有で企業収益を配当として受け取ることができたわけです。
ドル建損益率推移
ドル建て損益推移を率でみてみましょう。
10年近く運用して配当を合わせて75%の収益になっています。10年で75%というと低いと思いますが、5%程度の複利でまわせた結果となります。不調と言われるP&Gでも5%で運用できていることを考えると、生活必需品セクターは終わったという懸念も少し違うのかなと思います。
日本円建損益額推移
日本円建て損益推移表です。
P&Gの場合は、ドル建てと、円建てでは損益推移表が全く違うカタチになることが面白いところです。それはP&Gに投資したときの円ドル相場が120円だったからです。
もし円安時代に海外株に投資すると、株価が上昇しても上↑のグラフの前半のように円建ではマイナスが続く可能性があるよということを教えてくれています。現在は、円安状態で為替が落ち着いているためプラスになっています。
日本円建損益率推移
日本円建て損益推移も率でみてみましょう。
日本円建で損益をみると、50%程度の収益しか得られていません。とは言っても、複利で4%程度の運用成果をいただけていることになります。
P&Gはミスターマーケットがはじめて米国株に投資した銘柄です。今後もP&Gを大切にしていきたいと思います。
ミスターマーケットの本日のノイズでした。
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