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投資したP&Gは世界最強の日用品会社
投資したP&G(プロクター・アンド・ギャンブル・PG)は世界屈指の日用品メーカです。
商品は洗濯洗剤「アリエール」やカミソリの「ブラウン」、シャンプーの「パンテーン」があります。
米国株でも生活必需品セクターの代表的な位置ずけにあります。
さて、本題。リーマンショック前夜にP&G株に投資したらどうなったか
僕、ミスターマーケットは2007年にP&Gに投資しました。
リーマンショック前の株高・円安時代でした。もしかしたら、いまと似ている時期かもしれません。
では、リーマンショックの打撃がどれくらい大きかったのか確認したいと思います。
下↓は2009年4月のミスターマーケットのポートフォリオです。
リーマンショック後2009年4月のPG株価は買値62.11$に対して48.75$になっています。
P&G株のその後は…
では、その後はどのように推移していくのでしょうか。
下↓のグラフはミスターマーケットの実際のPG株のドル建投資損益推移グラフです。
先ほど、確認したように、PG株はリーマンショックの影響を大きく受けました。
ですが、配当込みであれば2010年頃にはプラス圏に浮上します。リーマンショックは全治2年だったということです。
ですので、現在のような市場が加熱気味で高値からの暴落にビビってる人には、「バイアンドホールドのつもりなら2年も持てば大丈夫だよ!」とアドバイスをしたいところです。
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しかし、まだ続きがあります…。
リーマンショックで投資家を苦しめたのは、株安だけではなかったということです。
円建のPG株投資損益推移グラフもみてみよう
リーマンショック後の超円高が日本の米国株投資家を苦しめます。
ということで、次に、PG株の円建て配当込み損益推移もみてみましょう。
先ほどの、ドル建てのグラフとかなり違うグラフです。
円換算後ではリーマンショックの影響から立ち直ってプラス圏になったのが2013年になります。
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もう一度、ドル建をみてみましょう。
下↓為替影響なし
下↓為替の影響あり
かなり印象が変わると思います。でも、これは同じ投資です。
よく「株式投資では長期でみると為替影響はなくなってくる」と書いてありますが、あの言葉には注意したほうがいいです。
その長期って言葉がどのくらいの期間をさしているのかわかりませんし、その間の含み損は非常に辛いことを覚悟しておく必要があります。
とは、いえ、2013年頃にはプラスに転じることになります。たとえリーマンショック前夜に高値掴みをしてしまっても、バイアンドホールドすればなんとかなるものです。
ミスターマーケットの結論
もちろん、過去の1つの例(リーマンショックのPG株)でしかありません。そして、暴落からプラスになるまで5年の歳月がかかっているということを覚悟して挑戦してください。
5年は長いですよ。およそ2000日。1日1回評価額をみたら2000回もため息をつかなければいけません。
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最後にあなたに問いたいことがあります。
ミスターマーケットのノイズでした(もちろん、投資は自己責任)。
今回はそんな投資家さんに僕の経験を紹介します。
その経験とは、リーマンショック前夜にP&G(プロクター・アンド・ギャンブル・PG)株に投資した経験です。