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いつ売ればいい?
僕はタイミングを見計らって売買はしない投資をしています。
ただ、保有している限りいつかは売る可能性はあります。
もし売るとしたらどのようなときに売るべきなのでしょうか。僕なりに整理してみます。
超優良株の3つの売り時
僕が考える超優良株を売るべきときは次の3つです。
- 超優良株がワイドモートを失いそうなとき
- さらに素晴らしい超超優良株を有利な株価で購入できるチャンスのとき
- 市場が過熱して、超優良企業株が天空のかなたへ舞い上がったとき
それぞれを説明します。
売り時①:超優良株がワイドモートを失いそうなとき
まず最初の超優良株を売り時は、超優良株がワイドモートを失いそうなときです。
ワイドモートが失われた代表的な業界といえば、新聞業界です。
投資の神様バフェットもワシントン・ポスト株の大株主であったことからもわかるとおり、新聞業界は地域に張り巡らされたネットワークにより半ば独占的に消費者に情報を届けてきました。
無料で観れるテレビが普及したときでさえ人々は新聞を購買していました。
しかし、インターネットの登場により、新聞は急速にワイドモートを埋められることになりました。
このようなときは超優良株が超優良株でなくなるときであるため売りどきと言えるでしょう。
ビジネスを城とみなし、城の周りに張り巡らされた堀がビジネスを守るという意味で使われます。広い堀(ワイドモート)であればあるほど難攻不落な城であるとのことで、強いビジネスの象徴として使われています。
売り時②:さらに素晴らしい超超優良株をもっと有利な株価で購入できるチャンスのとき
次の超優良株を売り時は、さらに素晴らしい超超優良株をもっと有利な株価で購入できるチャンスのときです。
できれば、保有している超優良株を売らないで、資金調達できれば良いのですが、超超優良株を有利な株価で購入できるチャンスというのはなかなか巡ってこないチャンスです。
売り時③:市場が過熱して、超優良企業株が天空のかなたへ舞い上がったとき
そして、3つめの超優良株を売るときは、市場が過熱して、超優良株が驚くほど高値になったときです。
株価は高くなればなるほど、持ち続けるうまみは小さくなっていきます。
高値でいったん売却して、市場の過熱が収まるのを待つか、ほかの超優良株に移すほうが、長期的にみると利益が増えるからです。
ただし、高値で上手く売却できたとして、現金のままおいてあることを、不安に思い、同じように過熱している株を購入しては意味がありません。絶対に注意しましょう。
ミスターマーケットはなかなか売らないぞ!
といっても、僕は購入した超優良株を手放すことはなかなかありません。
なぜなら、僕が投資している超優良株は絶えず人々に消費される商品を提供している会社だからです。
時間がかければかけるほど、利益を稼ぎ、その利益を株主へ還元する株式です。
長く保有すればするほど、より利益が得られる株式です。
さらに、超優良株を売却するということは、売却資金のなかから税金を払うということになります。
長期投資の基本は外に流出する資金は最小限にして長く投資することです。安易な売却は失敗のもとです。
ミスターマーケットのノイズでした。