配当を集計してみえてきたもの

どうも

ミスターマーケットです。

昨日は下のグラフを紹介しました。

このグラフは海外株のドル建ての配当推移です。そう、円建てではないのです。ドルの配当をドルで再投資するにはドル建てでもかまわないのですが、ミスターマーケットは日本で暮らしているのでどうしても円建てではどうだったのか知りたくなります。さぁ、みてみましょう。

少し景色がかわりますね。海外に投資するリスクはやはり為替リスクが大きいと思います。1ドル120円が80円になれば円建てでは2/3になります。また、金額でいうと、例えば20万円貰っていたとすると、14万円になってしまいます。配当生活するとして日々の生活の固定費は一定の10万だとすると、残りの10万で生活していたものが、4万での生活を余儀なくされます。けっこうな恐怖です。海外投資の配当生活でリタイア生活を決心するのはなかなか難しい決断であるのがわかりますね。

一方で、投資先の海外企業が、世界(日本も含む)で活動している場合はドル安がその企業に対して有利に働くことも考えられるので、長期的にみれば利益が増加して平準化される可能性が高いと思います。なので、長期で投資できる場合は、為替は無視してもいいような気がしています(円高に振れたときは自分にそう言い聞かせています)。ドル建てのグラフを使うか、円建てのグラフを使うかは投資家それぞれでしょうか。

さて、私は国内企業にも投資しています。次は国内投資の配当グラフです。こちらも右肩あがりのグラフならいいんですが‥、下です。

あちゃー

なんともクソなグラフですねw

海外投資の右肩あがりのグラフに比べて、どうしてこんな‥、どちらかというと右肩さがりのグラフになってしまうのでしょうか‥。さきほどの為替の影響もないにも関わらず‥。

おそらく理由は比較的配当利回りが高いREITを保有していたためです。REITの株価が高くなるにつれ、手放して他の株式に乗り換えました。ちなみに今もREITの日本アコモFを保有して続けていますが、そちらは1→2の株式分割があり、半分は売却して投資資金は回収したためです。

またグラフは税引後配当を集計しているため、2014年に配当にかかる税金が10%から20%に倍増しているのもグラフが鈍化していている要因だと思います(しかし、これは海外投資も同じです)

私が国内投資で配当を安定させて成長させることができないのは①日本株は変動が大きいこと、②配当(増配)が小さいこと、そして③情報が多いことからどうしても売買が多くなるためだと思います。

為替リスクがあるにも関わらず安定している海外投資と、為替リスクがないにも関わらず安定していない国内投資‥。という結果になりました。グラフがとれる期間では大きな円高にはなっていないため、一概には言えませんが、配当を中心にすえる投資家にとって海外投資(主に米国株投資)は大切な気がしますね。これが投資家重視のマーケットの底力でしょうか。日本ももう少しビジネスフレンドリーで投資家重視の社会になってほしいですね。

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どうも!ミスターマーケットです。 Mr.マーケットは30代半ばの普通の会社員です。20歳から株式投資をはじめ、現在は日本株と米国株で配当を中心に長期投資を行なっています。よろしくお願いします。