どうも、ミスターマーケット(@mrmarket_japan)です。
今回はケチャップとチーズが有名なクラフトハインツから配当金をいただきましたので、報告します。
配当金
まずは配当金からです。
1株0.625$、33株で20.63$です。
現在2017年12月の株価が78$程度ですので、配当利回りは3.13%ほどになります。
次に配当の推移です。
2015年7月からの配当推移です。上のグラフが米ドルで、下が日本円換算のものになっています。
毎年、増配はしていますが、力づよさはありません。ですので、円で確認すると、ドル円外為市場の影響がモロに影響して増配していないようなグラフになっています。
途中、2017年4月に臨時配当がありました。ハインツとクラフトフーズが合併した際の還付金なのかちょっとわかりませんが、入金がありました。
米国株はたまに予想外の配当(?)があるためビックリするときがあります。
収益推移
次に収益推移をみてみましょう。
収益は横ばいです。合併・上場してから特に株価は上昇していません。特に昨今の上昇相場からみると取り残された感があります。
ちなみに、ミスターマーケットはクラフトハインツは直接購入していません。もとは2010年にクラフトフーズ100株を購入したこと始まりです。
その後、クラフトフーズは米国内をクラフトフーズ、米国外をモンデリーズインターナショナルに分割します(33:100で株式が割り当てられた)。
そして、米国内クラフトフーズとハインツが合併して現在のクラフトハインツになったわけです。ハインツはあのバフェットが買収して非上場になっていました。
ちなみに、モンデリーズインターナショナルは配当金が小さいのが不満で2017年春に売却しています。
なお、合併の際に、モンデリーズインターナショナルが継続企業だったためか知りませんが、SBI証券ではモンデリーズインターナショナルにすべて単価が引き継がれてしまったために、クラフトフーズが取得単価が備忘価格の0.01ドルになってしまいました。その後、クラフトハインツになっても取得単価が0.01ドルが引き継がれています。
業績
業績も確認しましょう。
といっても、2015年にバークチャーハインツとクラフトフーズが合併上場して期間が間もないため、なかなかグラフをみてもなにもわかりません。
利益の質を表す営業キャッシュフローマージンが直近で20%と高いため、さすが食品大手で安心できるかなという程度です。
四半期のほうが役にたつかもしれません。
横ばい、またはやや減収気味というところでしょうか。
2015年にハインツとクラフトフーズが合併後は売り上げの拡大というより、本社従業員のリストラや工場の統廃合など合理化を進めて効率化によって利益を高めようとしているようです。
そして、さらに規模を追うために2017年春に英蘭のユニリーバに買収提案をしましたが、ユニリーバ側が拒否したため、流れました。
もし合併していたら欧米に拠点を持つ超巨大企業が誕生していました。食品や日用品は消費者のロイヤルティが高いく、新たにシェアをとっていくのは難しい業界です(投資家としてはそれが嬉しい)。
ですので、規模を拡大しようとすれば買収・合併が有力な選択肢になりあるのでしょう。
ミスターマーケットとしてはクラフトフーズは米国内をクラフトフーズ、米国外をモンデリーズインターナショナルに分割したときやハインツが合併して現在のクラフトハインツになったときにかなり美味しい思いをしているため、合併やスピンオフでは投資家は基本的には美味しい思いができるのではないかと思います。
さて、年末最終週に入りました。ミスターマーケットの仕事も今日・明日で終わりです。最終番で、忙しさ倍増の方もいらっしゃると思います。みなさん、体調を崩さないようにご自愛ください。
ミスターマーケットの本日のノイズでした。
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