食品トレイ最大手のエフピコ(7947)に新規投資です

エフピコ(7947)
ミスターマーケット

どうも、日米株投資家のミスターマーケットです。

 

今回は2018年6月に新規投資したエフピコについてまとめてみます。

 

ちなみに、エフピコ投資資金はソフトバンク株の売却資金をあてています。

ソフトバンクに投資した理由と撤退した理由

2018年6月24日

 

 

エフピコとは?

 

エフピコとは日本の食品トレイメーカーです。

 

1962年に創業し、カラートレイや電子レンジに使用できる耐熱トレイを始めて開発・上市しています。時代ごとに社会に求められている商品を提供することで拡大してきました。

 

現在、国内食品トレイ市場でシェア30%、業界No.1のシェアを誇ります。

 

ちなみに、エフピコは投資仲間のころすけさん(ころすけのお金の話)が発見してきた企業なのですが・・・

ころすけ
ミスマさん、ミスマさん!

 

ミスマさんが好きそうな企業を見つけてきたよ!エフピコっていう企業なんだ!

ミスターマーケット
エフピコ?なんや、そのふざけた名前は・・・却下!

と初めはバカにしています。

 

エフピコ(7947)

 

 

エフピコの魅力的なところ

 

以下はエフピコの魅力的な点です。

 

食品トレイNo.1であること

 

まず、エフピコの魅力的な点は「食品トレイNo.1」であることです。

 

食品トレイが使用される食品業界は業績が景気に左右されないことで有名です。私たちが食品を日常的に消費するからです。

 

私たちは景気が悪くなっても、嬉しいかな(残念?)、腹は空きますので、飯を買うために食品を買って来ることになります。そのとき、食品には必ずといっていいほど食品トレイがついてきます。

 

エフピコも景気に左右されにくい企業であることが想像できます。

 

そして、先ほど触れたように、エフピコの国内食品トレイ市場シェアは業界No.1の30%になっています。私たちがスーパー・コンビニで手にとる食品トレイの3つに1つがエフピコの製品なのです。

 

(あなたも知らない間にエフピコの商品を使っているはずです!)

 

業界1位と2位以下では利益体質が違うのが一般的です。規模の経済が効きますし、結果として研究開発費にかけれる資金力などが違います。

 

また、国内の人手不足が深刻化する中で人材確保面でも明らかに差がでてきます。

 

とはいえ、業界1位といえど、まだまだ30%のシェアであることも魅力的です。残り70%の市場が残っているわけですから、今後の成長も期待できます。

 

ミスターマーケット
「食品トレイ」と聞くと、大変地味なイメージですが、その地味さが気に入りました。

 

目立つ業界には新規参入者が次々と入ってくるものです。すでに成熟化を迎えた業界でNo.1の企業というのは意外と美味しいものです。

 

 

ワイドモートな仕組み(開発実績・物流網・環境)

 

次のエフピコの魅力的な点は競合他社からビジネスを守るワイドモートがあることです。

 

 

競合他社よりも優れた開発能力

 

まず、評価したいのが、カラートレイ・耐熱トレイなどを上市した実績を持つことです。

 

白いトレイが当たり前の時代にカラートレイを、コンビニ・電子レンジが普及しだした時にレンジでチンできるトレイを開発したということは開発面で業界他社よりも優れている証拠です。

 

近年も、惣菜を食品メーカーの工場から直接に店頭に並べられるようにした食品容器の開発(人出不足で惣菜を店舗内で製造・梱包することが困難になっている)など新商品を開発しています。

エフピコ(7947)

 

ミスターマーケット
一見、成熟化した食品トレイですが、どんどん進化しているみたいです。ちょっと驚きです。

 

 

全国に構築された流通網

 

続いてのエフピコの強さは全国を網羅する流通網です。食品トレイは軽いものの、かさばるため、商品単価の割に輸送費がかかる特徴があります。

 

エフピコは全国に生産拠点や倉庫物流センター、リサイクルセンターを構築することによって輸送費の抑制を可能にしています。エフピコの戦略もありますが、これは業界No.1の規模の経済あってこそです。

エフピコ(7947)

 

 

エコリサイクルシステム

 

エフピコは環境にも力を入れています。ただ、これは環境にやさしいという企業イメージのためだけではありません。コスト面でも有利に働くからです。

 

近年は石油価格が上昇しており、食品トレイのリサイクルへの取り組みがコスト面でも大切になっています。リサイクルを活用すればするほど、石油価格に依存しないコスト構造を作り上げることができるのです。

 

実は、スーパーにある食品トレイの回収箱は食品トレイメーカの仕組みだったのです。ちなみに、ここでも最大手で量が確保できることや効率的な流通網があることが大切になってきます。

 

ミスターマーケット
エフピコ のためにも使用済みの食品トレイを回収箱に入れなくては!!

 

エフピコ(7947)

 

 

米国株投資家ミスターマーケットと相性が良い

 

最後の魅力的な点は、米国株投資家のミスターマーケットと相性が良い点です。

 

米国株に投資しているとやはり気になるのが、為替です。例えば、1ドル120円から80円に円高が進めば、海外資産の1/3が消えることになります。

 

その点でエフピコは国内をメインとする企業ですので、為替によって業績が直接影響を受けるリスクは小さいことが期待できます。

ミスターマーケット
原材料は輸入品の石油ですのでどちらかというと円高メリットが受ける可能性もあると思っています。

 

 

最後に

 

さて、ソフトバンクを売却して、エフピコに乗り換えたわけですが、どうなることやら・・・。

 

今回の売買によって、情報ハイテクセクターの割合が減少しましたので、次の一手は米国の情報ハイテクセクタへの投資を考えています。

 

もう少し具体的に言えば、Vに追加投資しようか、それとも新規投資しようか検討中です。ちょっとお安くなってる生活必需品セクターや、PFFに一旦置いておくってのもいいんですけどね(まだわからない)。

 

2017年は株価がどんどん上昇して行きましたが、2018年は上がっては下げ上がっては下げの繰り返しです。FRBも株価(景況感)が上がれば金利を上げてくるでしょうからなかなか簡単ではない相場です。

 

ただ、株式投資ってそんなものだと思います。ガツガツ下げていないだけマシと思ってゆっくり自分ができることをやっていこうと思います。

 

ミスターマーケット
今回の決断が素晴らしい未来をもたらしますように。

 

 

ミスターマーケットのノイズでした。

ソフトバンクに投資した理由と撤退した理由

2018年6月24日

 

参考リンク→「エフピコ(HP)

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どうも!ミスターマーケットです。 Mr.マーケットは30代半ばの普通の会社員です。20歳から株式投資をはじめ、現在は日本株と米国株で配当を中心に長期投資を行なっています。よろしくお願いします。